チームを活性化するきっかけ作り

普段は夢を見ない私が、久しぶりに夢を見ました。
職場を動かしている時の自分に、解説を入れながら説明している私が居て、映像の中の働く私、解説を入れる私、その解説を聴いている私と3人の私が夢に出てきて、笑えてきて起きました。その中で大切なキーワードがあるように感じました。

自分の夢でありながら、社員が自ら動く事に四苦八苦している頃の夢だったのです。すごく自分にとってはリアルな夢でした。当時は、コーチングを学んでいたわけでもないのですが、それなりに感覚で感じた事を試していたんだと、解説する私が言っていました(笑)

何をしていたのか。
緊急で答えを求められた時には、答えをあげているのだけれど、それ以外の時に答えをあげていたら、毎回毎回、部下は答えを求めてきて、私の電話が終わるのを待っていたり、行列ができたりしました。

けれども、ある時「○○さんならどうする?」と聴いたところ、「こうしますかねえ」と時間はかかったけれど、答えが返ってきました。答えられない人には、「私が今からどう答えると思う?」と私が答えそうな事を想像してもらいました。すると、何度も応えてきた事のある人は、ほぼ自分と同意見の答えを持っている事に気づいたのです。

「なんだ!自分で考えられるんじゃん」

そう思ってからは、どんどん逆に尋ねるようになりました。すると、現場の事はその人達が良く解っているわけだから、私よりもいい意見が出るんですよね。私が状況を聴いたりすると、そのうちに答えが出てきた顔をしてみたり。

お互いに「出来るんだ!」という感覚を持ってからは、それなりにこうしたいという思いを持って相談にくるようになったので、私の所には「これでいいよね」という確認が増えました。行列もなくなりました。

解説していた私が言いました。

「あれやれこれやれという指示も、指示に従うこともできる。
 でも、人の心だけは、本人にしか変えられない。」

つまり、「出来るんだ」と思えるお互いが居たから、任せられる私と、自分で考えてみる部下ができました。けれども、「信じて任せてごらん」と誰かに言われても私は心のどこかで「大丈夫なわけ?」と思って任せられなかったでしょう。

我ながら、良い解説を夢でしてくれたと思います。
何だか、今朝はその言葉で目が覚めて、非常に気分がいいです。
だからやってみる!そんな気分です。

チームの活性化も、外部から何かするとしたら、「できるかも」「何か変わるかも」「楽しいかも」など、心がうごく何かきっかけを作らないと、形だけの活性化になってしまって、それは活性化とは言わないのかもしれません。

「かも」を呼び出すきっかけ作りをこれからも創造していきたいと思いました。
あなたは、どう思いますか?

コメント

  1. 自ら考え、自ら動くことが大事ですネ。
    考えるだけではなかなか変化しませんが、
    考えないよりは良い。
    そして、動くと必ず何かが変化します。
    d(へ”の)

    あっ、ただ経験で云っているだけなんですがネ。

  2. coachsmile より:

    ガリレオさん

    そうですね。

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