素直に話せる相手は居るか

小さい頃から、本当に色々な体験をしてきたことで、私は仕事や目標に向かって何かをするときにチームになった人の事は、信じやすい。けれども、自分自身の事を言われる事に関しては非常に警戒心が強く、褒め言葉ほど信じない傾向があります。

小さい頃から自分の事を話すこともずっと避けてきました。
が、人前に立つようになってから、やっと「自分の事を話さない」事のデメリットも理解して、話せるようになりました。けれども、自分の話したことに対しての相手の反応を聞くのは、今でも苦手意識があるようです。

そんな私が、コーチをつけた時、コーチに話したことがどう聞こえたかを聞くのが怖かったです。とは言っても、正直に伝えてくれる人と信じて話すようにしました。
が、あまりにも肯定的過ぎたので、「ちゃんと本音で話してほしい」と依頼をしたら、結構言われて、「そんな風に感じさせていたんだ」と衝撃を受けた事もありました。反応がなくても怖い。ポジティブばかりじゃ信じない。ネガティブだと受け取りづらい。結局、反応を受け取る覚悟ができていなかったし、それでも反応はしてほしかったんでしょうね。

やりとりを続けていて、どんどん苦しくなる私が居て、コーチから「私のコーチングより、他の人がいいのかも」と言われました。どこかでその言葉を待っていたのかもしれません。が、私の中での克服したいこととしてあったのかもしれません。

ただ、その言葉を受けて、コーチを変えました。
すると、今度は相手の反応を気にしないで話せることに驚きました。相性ってあるのかもなと思いました。
過度に相手の反応を気にしてしまう私にとって、今回のコーチは、言っていることに裏表を感じなかったので、言葉をすんなり受け取れたのです。そして、私も素直に話せるようになりました。

私の目指すコーチは、相手が本音をさらけ出せるようなコーチで、私自身もありのままに関わることなんだなあと感じました。
こうして、本音で話せる相手ができて、私の中で、一人で悩むことがなくなりました。急激に成長も加速したように思いますし、抱え込まない分、自分で自分の情けなさに向き合う時間も増えました。

が、私にはそれが心地よいのです。
自分が自分で居られる場所があり、自分がありのまま関われる相手が居る。それが、私だけが語るのではなく、相手も語ってくださるようなコーチングができるようになって、今は凄くありのままで接する時間が増えました。

エネルギーロスが減っている気がします。
このことを改めて、今週関わらせて頂いた方々とも率直に話せたように感じるからこそ、記憶だけではなく、記録として残しておきたくて、内容は語れないからこそ、気持ちの部分だけ書かせていただきました。

今週も良い一週間でした。と言うより、今週だけに関わらずなのですが、ちょっと今週は本音で語り合う場が多かったので、敢えて今週と・・・。
関わって下さった方々もありがとうございました。いつも本音を語り合える場を一緒に作って下さる方々もありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

コメント

  1. 山本政也 より:

    すごく気持ちが伝わってきて私も心が温かくなりました。

    私は過去のコーチから「コーチよりカウンセリングを受けた方がいい」と言われるほど落ちたことがありました。
    また別のコーチに対してはこの人に認められたいと依存した関係になったことがありました。

    今は心から思っていることを話せますし、対等な関係で安心できます。
    ありのままでいいと思えるコーチに出会えて私は幸せです。
    これからもよろしくお願いします。

  2. coachsmile より:

    山本さん、コメントをありがとうございます。
    出会ったタイミングなどもあるのかもしれませんが、本当に素直に話せる相手と言うのは、出会おうとして出会えるわけでもないと思っていましたが、山本さんの言葉から、「そっか、この人と話したい」と思える関係は、自ら創っていく事はできるんだなと気づかされました。

    関係性を創っていく事と同じように、そもそもの関係を繋ぐということも選択できるんですね。
    凄く感謝しています。ありがとうございます。

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