心のゆとりはここから生まれる

時間はないが、心のゆとりはある、という時はありませんか。
反対に時間にゆとりはあるはずなのに心のゆとりがなくなることもあるのではないでしょうか。

時間はあっても心のゆとりがない時は、いろいろご事情も違うでしょうし一概に言えないと考えています。
また時間のゆとりがあるからこそ、考えてしまって心穏やかではなくなることもあると思います。

今回は、時間のゆとりはないのに、心のゆとりが持てる時の事は体験もありますし、周りから伺っても同じような事が多いと感じたので書きたいと思います。

一言で言うと、心のゆとりは「自分で自分を動かしていると感じられるかどうか」だなと私は感じています。
時間がない、と振り回されている感覚で動くのか、「まずはこれをして、その後にこれを行う」など、自分自身で自分のコントロールをして動かしている感覚があるのか、だと感じています。

結構、前もって動いても、仕事などはイレギュラーが常に発生するもので、その通りに進むことの方が少なく、電話一本でさえもバタバタしてしまうことがあります。
が、前もって行える事を行っている時などは、切羽詰まっていても、考えるゆとりも、判断するゆとりも以外に作れるものなのだなと思ったのです。
イレギュラーが積み重なる時も、これは後でよくて、これは周りに協力してもらおう。など判断ができると、心にゆとりが生まれるように思います。

結局は「考えるゆとり」があるかどうか。「判断をする事ができるかどうか」なのだろうなと思います。

判断するのは苦手だった優柔不断な私は、今でもプライベートは優柔不断なままです。
けれども、有事には判断できるようになりました。
これは、以前、どの本で読んだか忘れてしまいましたが、「判断力は磨ける」という事を知ってからです。

性格だから仕方ないと思っていたのに、磨けるのかあと感動しました。
単純な事から始めました。すれ違う車のナンバーが偶数か奇数か。とにかく一瞬で判断する。これは答えがあるのに、最初は結構ちゃんとみてちゃんと答えようと思うせいか遅いのに、徐々に早くなりました。
次に、感覚などに関しての判断。好き嫌いなどをいろんな場面で判断しました。(言わないし、だからと言って態度を変えるわけでもない。)
苦手なメニューを選ぶ事も少しでも早く決められるようにしてみました。

ちょっと自信がついたところで、業務に関しても、「これはとりあえずやらない。」と決めてみるという事もしてみました。(お客様に影響の出ない事で、後からにしようと思うと気になっちゃうので一旦頭から外す感じです)
徐々に自分で自分の仕事をコントロールできているように感じられるようになると、仕事のスピードも集中力も上がるので、結果として、後回しにしたものまで後からできるゆとりも持てました。

正直、そうなるまでには、今の業務と、先に起こるであろうことを予想して行う業務が重なり、2か月くらいは残業がかなりあった時期もありましたが、その後はすごく楽になりました。

判断力を磨き、自分で自分の事をコントロールしていると思えると心のゆとりは自然と生まれて、イライラもまったくしなくなりました。
参考になるのかもわかりませんが、「どうやりくりしているのか」と聞かれる事が多く、改めて私なりにまとめてみました。

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