挑戦しつづけるということ

「素晴らしい」と言われても「まだまだ」と思うことが良いのか悪いのかは判らないのですが、どこかで「嬉しい」と思う気持ちと、「満足してはいけないのではないか」という自分の立ち止まることへの不安がありました。けれども最近ちょっと変わってきたように思います。

それは、今までは「立ち止まってしまうとすぐに置いて行かれるのではないか」という不安がありました。でも、何に?立ち止まってみたことはあるの?自分で問いかけてみると、その答えはNO。ただ漠然とした不安があるだけでした。

けれども、体調を崩してみたり、目いっぱいになるまでやってみて、思考停止する位までやり尽くしてみた時に、初めて「あれ?立ち止まってみても平気みたい」と思いました。
だったら、走りたい時に走って、立ち止まりたい時に立ち止まってみれば良い。そう思えるようになってきたのです。

だから、今年は「走りたいな」「自分の限界と思っている事に挑戦してみたいな」と思えるようになりました。
例えば、4月の研修は、いつもは体調を崩すのではないかとセーブしていたのですが、とことんやってみなければ、判らないと思えました。何より、やってみたいと思えたのです。
実際に、「苦しい」ともがいたとしても、きっとその後の自分に「挑戦した自信」がつくような気がしました。

こう思えたのは、私の体調が悪いという段階じゃない知人が、病気をして入院し、一時的に治ってからの最初の助言が以下の通りでした。

「smilecoachちゃん、私は走りたい時に走って良かったと思っている。今は休養もさせてもらったけど、これから無理はできなくなった。中には、最初から無理しなければ、ずっと今まで通りに続けられたのにって言う人もいたけれど、私は、今やりたいことが、来年や再来年やれるとは限らないって事も知っていた。だから、かなり頑張ったけど、達成感と誇りが残った。これからセーブしながらでも、仕事は出来るし、実際には、どれくらいやったらやりすぎで、どのくらいならセーブというのかも、解っているから余分なセーブはしなくていい。つまり限界が解っているからセーブがしやすいんだよね。

smilecoachちゃんも、身体が強い方がじゃないから、やりすぎ注意と思っているかもしれないけど、やりたい時にしかやれないし、チャンスは何度も巡ってくるものじゃないよ。
何かの理由でチャンスが流れるような事があれば、それはまた巡る機会かもしれない。でも、自分からチャンスを逃して、挑戦しないという選択はしないで欲しいな。smilecoachちゃんには、これからもっと頑張って欲しい。これだけ周りの人のために本気な人居ないんだから。」

認めてくれる言葉が、目頭を熱くしました。それは、きっとセーブしている事に気づいてくれていた事への驚きと、私の価値観を認めて貰える言葉に感激した事の両方があったように思います。
そして、どこかでちょっぴりセーブしていた事を悔やむ自分も居ました。

今から変えよう!

そう思って、今年に入って「挑戦」を掲げました。
頑張りすぎて体調が悪くなったら、休養はとるけれど、やれるだけやってみると、自分が必要以上にセーブしていたのかもと考える場面が何度もありました。

「精一杯やっている」って思っていたのに、まだまだこんなにも余力があったのかあ。新たな自分の発見もありました。
多少、一日頑張ってみると、疲れきってしまう事も増えたけれど、その分睡眠も深い。

朝、目覚めてから頭が働くのにちょっと時間がかかっていたけれど、これも徐々に眠りの質が良いせいか、普通に頭が動いているって思えるまでの時間が短くなってきました。

「挑戦」は、自分の無意識に作った殻を破る事なんだなと思いました。
多くは失敗なんだけれど、そこから学ぶ事も多くて、無駄に見える時間もあったりするけれど、その事でまた新しい発見もあります。
不安も心配もネガティブに考えるから起こっていたけれど、いつか進めると思えば、随分進んでいく感覚も味わえています。

ついつい自分で自分にブレーキかけていた事に気づかせてもらい、今は挑戦し続けようと思っています。
またそれで、立ち止まる事もいいですものね。時に休んで、時に進んで、がむしゃらにやってみる。なんとなく、そんな今の自分が好きになる感覚があります。体調を崩すたびに落ち込んでしまっていたけれど、もう止めました。

これからも、挑戦をしていこうと思います。自分の世界を広げて行きたいものです。心のままに・・・。

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