チームの思考を捉える

アクションラーニングや、チームコーチングに携わると思うのは、意見よりも、問いかけに対して、人は答えようと集中するなあと言う事です。

凄く悩んでいる人に、「そんなの問題じゃない!」と言われたら、きついし反論も出るであろうところ、「それはどのくらい問題なの?」と聞くと、聞いている人も「おお、それほど悩んでいる事なら一緒に考えよう」とか、言われた人も「あれ?それほど問題じゃないかも」となる事さえあり、意見より受け止めやすく、相手の事も自分の事も理解しようとしているように感じます。

問いかけでも攻撃に見える事があるとするならば、クローズドクエスチョンが多い、或いは同じ問いかけを何度もされる、という事でしょうか。それでも、受け止める側がそう捉えなければ気にしなくても良いのでしょうが、たまにハラハラします。

信頼関係がそのやりとりから深くなることもあって、すごく面白く感じます。
その問いかけを聴くだけでも、「この人は何を観ているのか」が分かりますし、お互いの問いかけで、「その視点はなかった」「おお、そこの考え方は新しい」など、思考が広がっていく事が分かります。面白いものですね。

こうした全体的に建設的な思考が生まれやすいのも問いかけなんだと私は感じています。
今日もたくさんの問いかけをしていこう。

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