返報性の4つの原理

返報性の原理はギブ&テイクが基本ですが、必ずしもギブに対するテイクだけではありません。次に解説する4パターンの返報性の原理を比較し「何を受けて何を返すのか」、が違います。

  1. 好意の返報性

相手から何らかの好意や親切を受けたときなどに、そのお返しやお礼をしたくなる心理。相手から何らかの好意や親切を受けたときなどに、そのお返しやお礼をしたくなる心理

  1. 敵意の返報性

手から敵意を向けられた際に、無意識のうちに同じように敵意を返したくなる感情・心理。受けた敵意を相手に返すのではなく、SNSや口コミサイトなどで拡散するという敵意の返し方もあり、自分自身に返ってくるものと思うだけでなく、誰かのものが自分に向けられてしまう事があるので、注意したい。

  1. 譲歩の返報性

「相手が譲歩してくれたから、今度は自分が譲ろう」という心理。「人からもらった親切を返すこと」でもあるため、好意の返報性と近い心理。「どうぞどうぞ」と譲り合うのもそうかもしれない。

  1. 自己開示の返報性

相手が先に本心を開示することで「自分も心を開いて接したい」という気持ちになる心理。「緊張しますね」と気持ちを吐露すると、相手も返してくれるのもこれです。心理的に距離を縮めたいときなどに役に立つ。

結構、この4つを知っている事は大きいように思います。

どれも同じかもしれませんが、自分自身の言動が、相手の言動へも影響を与えてしまうという事に敏感にならないといけないように思います。
でしたら、良い影響を与えたいものですね。

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