「君とは違う」から始まるチーム作り

「君とは違う」。立場?役割?考え方?体験?
確かに違うんですよね。でも、最初ってこの言葉を言われるとショックを受けていた自分が居ます。けれど、違うからこそ、人って集まるとより良いものを生み出せるようになるんだろうなあ。

昨日は二つの講演をさせていただきました。たまたま日が重なっただけで、毎日あるわけではないのです。けれども、同業の友達から「やっぱ里江ちゃんは違うよね~」と言ってもらいました。その方って私から見ると、凄い方で、私の何に対してそう仰っているのかピンと来ませんでした。
解らなければ、つい聞いてしまう私が、その理由を尋ねると「誰かのためにって思う気持ちが人一倍強いもんね。」という部分でした。素直に嬉しかったです。私の大切にしている思いが伝わっている事、そして、そのことが強みなんだと教えて下さっている事。

この事を感じたのが昨日の事なのですが、まさに昨日の二つの講演で、この「違うからこそ」という事を伝えていたんですよね。何だか、偶然には思えず、その方にもお話をさせてもらいました。

そして今朝もこの「違いがあるからこそ・・・」という事について、多くの方々とお話をする機会がありました。
こう重なると、自然に自分の体験を振り返る機会も多くなります。そして、違うからこそ、チームで全く違った観点からのアイデアが生まれたり、違う観点からの質問をされたりもしました。それが、今の自分の視点の広がりに繋がっているように思います。

とは言っても、私なりの癖はあるので、ついつい偏っていく事を、いろんな人と接し続ける事で、また違う視点をプレゼントしあえたり、思い起こしたりできているのだろうなと思います。これが学び続ける、成長し続ける事に繋がっているのだろうと今は考えています。

それがチームになると、ただ単純に「違い」を知るに至らず、共通する目的やビジョンがあることで、そこに向かって、違いを活かす事になるのでしょうが、基本は1対1なのでしょうね。

今朝、吉田松陰さんの話をされている方がいらっしゃって感動したので記しておきます。
吉田松陰さんは、元々は教員ではなかったそうです。けれども、子供達に学問を教える時には、一人ひとりと接し、今で言うテキストも一人ひとり変え、一人ひとりの成長に合わせて声をかけていく事をされていたそうです。そして皆で意見を交わし、一人ひとりの意見も尊重しながら、教育をされた方だそうです。

名前は知っていながら、良く知らなかった方が、既に「違い」を受け止め、違いを活用し、教育に結びつけていた事自体、尊敬に値する方だと知り、私も今日話して下さった方にお会い出来たことにも感謝しました。

違うって素敵な事ですよね。そして、その違いをチームで活用できたら、そのチームってどんな変化を起こすのでしょうね。
そう思うと思わず、ワクワクしてきます。
私、そんなチーム作りできているのかなあ?できていたのかなあ?
気づいた今日から、また一段と意識して行動していきます。

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