「頑張って」って辛い時もある

『「頑張って」って言われると「まだ頑張らなくちゃいけないよ」と言われている気がする』と言われた事がありました。
けれども、頑張ってって、言っちゃう事もあります。
相手がその言葉をどう受け止めるのかは、人によって違うのではなく、時によって違うんだなと思った事がありました。

ある方が「頑張って」と言われると、落ち込みたくなると仰っていたので、「この人には言わない方が良いのだろうな」と思っていたのですが、その人が大きなプレゼンに向かわれる時に、凄く頑張っているのはわかっているけれども、応援したって、思わず「頑張って」と言う言葉を発してしまいました。
「ああ、やっちゃった。苦しめちゃうのかなあ。」と思いながら様子を見ていると、「有難うございます。頑張ります。」と。

「えっ?
 今までの言葉は何だったの?
 大丈夫なの?
 でも、応援として受け取ってもらえたみたいで良かった。」
と感じてしまう事に出くわしたのでした。

「人」ではなく、「場面」なのでしょうね。
そう思うと、きっと「頑張って」と聞くのが辛いのは、頑張っている「のに」という思いがある時なのかなあと想像してみました。これから頑張り時だからだったのかもしれませんし、本当の事は本人のみぞ知るです。

ただ、「人」ではなく「時」なんだと思ったら、私は決めつけて見ていたんだなとハッとさせられました。

相手をしっかり見て、相手のその状況にあった声掛けをしていくことももう一度見直したいと思います。

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