真剣であるが故にきついことも言える

チームの成長って、仲良しグループなだけじゃいけないんだなと学生さんに教えてもらいました。

あるプロジェクトに携わらせていただき、チームの成長っていうものに必要なものを改めて感じさせてもらいました。

通常、企業で行うセミナーでは、企業内の上下関係があったり、その後の人間関係があったりで、「平等なので、何でも言っていいよ」という場を作ろうとしても、どこかで外せない部分があります。けれども、本気で関わる企業ほど、この枠を上司が崩していて、上司も本気、部下も本気だからこそ、言いたいことを言って切磋琢磨しています。

私などは、この場を作るのに、まずかなりの時間を費やしている気がしますが、学生さん達は、そうではなく、お互いのこれからの就職に向けて、真剣に取り組んでいらっしゃいました。
それが故に、仲間で仲良くなってくるからこそ、相手のために「距離が近すぎるから威圧感感じるんだけど」「チームで話しているのに、結局隣の人しか観てないじゃん。だからずれていくんだよね。」という率直な感情も含めた言葉が出てきます。

言われた人は辛そうではあるけれど、「そっかあ、そこを直さないといけないのか」「そこを直せば、今までと変われるんだ」と前向きに捉えて、仲間の思いを汲み取っていました。

受け取る側が、「えー、そうなんだあ。そんなつもりないのに、ショックです。」と落ち込んでしまう人が居ると、「そんなだから変われないんだよ。私達はそう感じたって言っているだけでしょ。変えるか変えないかは自分次第なんじゃない」とはっきり言ってしまう。

傍から見ている私は、話の先を見つめながらも、極力介入しないようにしていると、自分達で消化し、成長につなげていく様子が見受けられました。

相手に対し、本気だからこそ率直に伝え、率直に応え、成長の糧にしている様子から、非常に元気をもらいました。言い訳をする子も居ましたが、そこも「それは言い訳じゃん」と仲間がきっぱり伝えていました。

本気・真剣に言い訳はない!

つくづくその場から学ばせていただきました。
サポートに入ってくれた人は、もっとこうだったら更にいいなと私に伝えて下さいとお願いはしていたのですが、実際に言ってくれると、「それは意図があってしているんだけど・・・」という思いがありました。謙虚さがなくなっているなと思いました。サポートと同じように感じている参加者も居たかもしれない。だったら、今度はどうするかなのだろうなと。学生の姿勢から学んだ気がしました。

まだまだ未熟者の自分を思い知り、真剣であるからこそ伝えてくれた言葉も大切にできる人物でありたいと改めて学び直しました。

あなたもついつい言い訳していることありませんか。
あなたのために言ってくれる人がいたら、その言葉をどう受け取っていきますか。

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