多様なリーダーシップ

昨日(2011年7月7日)は、リーダーシップ研修の講師をさせていただきました。その際に色々なリーダーシップを持ったリーダー達が集まってくれました。

でも、自分で変化しようと思ってきている人が20%もいらっしゃいました。しかもコーチングを言葉だけでも知っている人が80%もいらっしゃって、リーダーシップに何を求めているのかが伝わってくるようでした。
実際、持論ではありますが、時代が求めるリーダーシップは変化をすると思っています。しかし、その人の持っているリーダーシップは、能力だから磨くこともできれば、既に持っている能力を活かすこともできるものだと思います。それをどう社会に活かすか自体が、既にリーダーシップの一つではないでしょうか。

昨日は、コミュニケーションが苦手と仰っていながら、積極的にまとめていこうという能力を発揮されて、周りの人に発言を促す能力に長けている人がいらっしゃったり、その人が居るだけで周囲の人を笑顔にさせる能力のある人がいらっしゃったり、主張する能力の高い方、受け留める力のある方、ルールを作るのが得意な方、などいろんなリーダーの資質を持っていらっしゃる方々が集まり、刺激しあいました。

しかし、大きく意識してくださいとお願いしたのは二点です。
変化に敏感になって、よくなった点を伝え合うこと。そのためにも顔を上げて話をすること。

当たり前のことに思えるかもしれませんが、研修や日頃の仕事でも、目の前の事に必死になると、その事に集中してしまって、相手を見なくなったりしませんか。
すると、結局は相手の変化を見つける機会も、自分の変化を見てもらえる機会も減ってしまうと思います。

リーダーシップとは、チームの人達に影響を与える力なのではないかと。
だとしたら、自分がどう見せるかによっても、どう関わるかによっても、チーム自体が変わってくると思います。

だからこそ、自分の持っている能力を活かすためにも、下向いてないで、顔をあげてみましょうよ。多種多様なリーダーシップがあるからこそ、チームワークを発揮できることも多いのだとしたら、誰もが顔をあげて、その人もっている能力をどの立場からでも、リーダーシップとして発揮しあえたら、それが本当の「主体性を持ったチーム」になるんじゃないでしょうか。

なんて、今日は昨日の続きか、振り返りかと思うように語ってみました。
正しい間違っているで言ったら、10割バッターなんか居ないもの。私でも講師として100%ではないです。自分の考えを述べているに過ぎません。けれども、それが、そこにいる人達の「やってみよう」に繋がったら、嬉しいな。そんな思いです。
これも私の一つの思いであり、リーダーシップなのかな。

あなたは、どんな強みを持っていらっしゃいますか。
その強みをチームでどう活かしますか。それ自体が既にあなたの持っているリーダーシップではないでしょうか。
改めて、あなたの強み(あなたらしさ)は何ですか?

コメント

  1. マグロ船 齊藤正明 より:

    とっても、勉強になりました!

    ありがとうございます。 (^^)

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