帰りたくなる会社

帰りたくなるお家はあっても、帰りたくなる企業は少ない。以前の職場で朝のたびに「ああ、行きたくない」と思いながら行くのは嫌だなあと思って、「どうしたら帰りたくなるような、行きたくなるような会社になるんだろう?」と考えるようになりました。

会社が与えてくれるものではなく、お家と一緒で、別に家族の一員としてできることもあるんじゃないか、と思ったのです。それをリストにして、ただただ実践していた時期がありました。

そのうちに仕事のやりがいや楽しみも自分なりに見つかり、離れて(辞めて)も付き合っていける会社となり、本当に充実していました。だからこそ、今もコーチングや研修で、その思いを秘めた私ができることは何だろうという先におせっかいながら、帰りたくなる会社だとみんなが思えるようになったらいいのになあと言う思いがありました。

今も関わりのある企業様の一つが、本当にそうした事に取り組んでいらっしゃって、社長様も私と同じような思いだった事を改めて聞かせていただき、「ああ、このご縁は必然だったのかもしれない」と感激でした。
更にその方々のために何ができるのだろうと思えば思うほど、一段と一員になっているように思います。

他にも関わる企業様の中に、「従業員」を従業員と呼ばない会社様が多いです。
本当に私はその企業の社長様たちとの出会いに感謝し、私自身が続けてこられなかった事を外部というより、同じ目線で関わらせていただける事にやりがいも感じております。

何よりその企業様に関わる方々が一人でもワクワクしていられるように、「ああ、行きたくないなあ」と思わない会社にしていくサポートをパートナーとして続けていきたいと思います。

どの会社もスタッフの皆さんは「口ばかり」と思っていらっしゃる方も少なからずいらっしゃると思いますが、与えられるのを待っているのではなく、一緒にそういう会社にしたいと思える職場になるように、これからも関わらせていただきたいなと思います。

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