見えないストッパーを外す

上手くいかなければ、どうしたらよいかを考えますが、万策尽きるように思う事も多いです。
そんな時に、他の人の意見を伺う事も良いが、意外に、自分自身の中に「見えないストッパー」のようなものがあり、思い込みや暗黙知なども含めストッパーの存在にすら気づかずにいることも多いように思います。

そのストッパーに気づいたときに、万策尽きたはずだったのに、他の策が見つかることもあることを体験すると、私たちには多くの「見えないストッパー」がある事に気づかされます。

そのためには、周りの考え方を確認してみることや、自分がどう見えているのかを聞いてみる事など、ここにもたくさんできることはあるように思うのです。

そのストッパーは、ある意味私を支えてきたものでもあり、正直外すのが怖いと思う事もあります。
ですが、何かの目的のために、そのストッパーを外した方がよいと考えたなら、手放してみるのもよいと今はすごく感じています。

外すには、たくさん混乱してみることも重要で、大切にしたものだから手放せない。だったら、「本当にそれが重要か」を考える前に、混乱するほど色々な視点から考えてみる。それを助けてくれるのが、周りの問いかけであったり、多くの体験を伺うこと。それによって、「あれ?私にとって本当にそれは重要なのか」などを再度考えてみると、「今まで重要だったけれど、今の私にはもっと重要な事があるなあ」と、ストッパーを外すカギが緩くなるように思います。
その上で、もっと重要な事のために、試してみるくらいのつもりで、ストッパーを外すと、違和感はありますが、違う世界が見えてくるように思います。

自分のストッパーも体験を聞いている内に、「私もだ」とか「私が違うなあ」など、違いに気づいて、「全員がそうではない」事を知ることもできます。
人との会話から気づくことも多いので、会話を大切にしていきたいものです。その上で、ストッパーを外しても、また新たなストッパーに気づいて、「まだあるの?」と思う事の連続でしたが、結果として変わってきた自分と、変わらない部分がある事に気づきます。

変わらない部分が私らしさなのか、それともいずれは手放すストッパーなのかはわかりませんが、今はその部分は大切にしながら、変えたい部分について変えていく糧にしていこうと思います。

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