相手への尊重って何をしたらいいの

相手への尊重って何をしたらいいの？と聞かれた事があり、すぐに応えられない私が居ました。

すごい！と思う私にとって、改めて相手を尊重しているかと言われると、すごいと思う事とは違う気がしました。後から「あの時にどう答えたらよかったんだろうか」とずっと頭に残っている言葉でした。
どんな時に尊重されているように感じるのだろう。
どんな時に相手が尊重されていると感じているのだろう。
自分の中で、相手をすごいと思う事と、尊重は何が違うと感じたのだろうか。
辞書を引いてみても、ずっともやもやしたままでした。

が、先日「あなたにはいつも尊重されている気がして、何でも話してしまいます」と仰って下さった方がいらっしゃって、その時に「どこでそう感じましたか」「尊重されているときとそうでないときで何が違うのですか」など、その後に聞かせていただきました。
その方の言葉がすごく私の中で嬉しくもあり、もやもやが晴れる気がしましたので共有します。

尊重されていると感じたのは、興味を持って聞いてくれて、どんな発言をしても聞くよって感じるにこやかな表情と目線だとおっしゃって下さったのです。
私はそんなに完璧な人ではないので、いつもいつもそうではないのですが、確かに違う考えを聴くのも楽しくて、刺激的で自然ににこやかに、目もキラキラしちゃうかもしれません。よく知っている人には疲れている時には疲れていることも悟られるほど、聞けなくなってしまうように思います。

そう思うと、尊重するというのを言動で表現するとしたら、すごいと思う事が大切なのではなく、肯定的に話を興味を持って聞くことなのかなとも考えられます。
仕事としてお話を聴く事が増えて、更に興味深く話は聞けるようになっているとは思いますが、純粋に相手を尊重し、信頼し合っていくには、日頃から話をする相手を尊重しているのかという「あり方」が問われるように思ってしまいました。