習慣化して、やっと楽しむ領域に

プロになるという事もそうですし、習慣化するくらい何度も何度も行って、初めて楽しいという領域に入るのかなと感じました。
それまでは苦しいのか、と言う事ではなく、苦しい事もありますが、楽しめる事もあるにはあると思います。ここで言う「楽しむ領域」と言うのは、当たり前にできるようになっているからこそ、違うところに目配りもでき、新たな事に意識を向けられた事で違う事を得る事もできるようになります。
以前は、もっと基本的な事にも意識を配らないといけなかったので、全然新しい事を「その場で楽しむ」と言う事はできず、振り返ってみてよかったと思う事がありました。

小学生中学生の頃に、珠算を学んでいましたが、珠算自体が好きなわけではなかったのですが、その時しか会えない友達と話す時間があった事が嬉しかったのです。
練習を重ねている内に、指は計算をしているけれど、友達と会話しながらできるようになったりもしていました。(それが良い事ではないとは思いますし、検定や大会の前には話す事はなかったです)これも、計算が習慣化されたように球を弾いていたのだと思います。

書道もブランクはあれ、打ち込みから入り、綺麗に書く、筆運びに注目するなどしていた時代と比べると、途中からは筆運びは気にならず、余白とのバランスや字のバランスなど全体を見られるようになって、楽しく作品作りを楽しんでいました。

「慣れ」とはよくないように聞こえがちですが、それだけの心のゆとりを持つほど体に身についているという事だろうと思うと、地道に重ねた時間が良かったと思います。
人は一つの事にしか集中できないと話を聞きますが、習慣化することで、心のゆとりが生まれ、楽しめるようになりました。

その時間を続けていこうと思います。

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