本音が言えるかもしれない一言

先日、ある会議で本音を言ってほしいために、ある言葉を最初に発してから言おう、というルールを作ってやってみました。
結構、効果がありました。

完全に本音かと言うと、関係性も関係しているので、完全とは言えませんが、参加された方々も仰ったのは
「いつもよりは心の内側を話さないとと思えた」
「自分だけしか言えない事を言わなくちゃと感じた」
「本音を言わされた感じ」
など、強制感はあった方もいらっしゃったようですが、言える感覚はあったようです。

では、その一言とは何でしょうか。

凄く、単純ですみませんが、

「ぶっちゃけ」

と付けていただくことでした。

「本当の事言うと・・」と言うよりも、「ぶっちゃけ」と使ってほしかったのは、その場を対等な関係性にルールでできないかと思ったからです。
が、やってみて、感想も「ぶっちゃけでいいよ」と話したところ、
「ぶっちゃけ」とつける事で、「言いづらいことも言える気がする」と、「本音を言われた感じ」と言う言葉まで出してくださいました。

会議の内容も、だからこそいつも思っているけれど言わないことも出てきて、結果として非常にお互いの事を深く知る機会にもなりましたし、「言ってるのに伝わらない」という思いも「どうしたら伝わるようになるのか」まで話が進み、非常に発展を期待できる会議となりました。

終わった後も、皆さんが「いつも以上に濃かった」と仰って下さいましたが、濃くしたのは「本音」だったのです。
こういう関係性を作って行けるのは時間がかかるけれど、ルールによっても多少なりともできるのかもと、今後に対するやり方の工夫の一つに繋がりそうな予感がしました。

ここにシェアさせていただきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました