たった一言だけど・・・

信頼しているからこそ、たった一言が大きい

それは、いただく言葉もそうだけれど、発する言葉も同じように相手に大きな影響を与えるのかもしれない。

講師が全て体験しているわけではないのに、状況を慮って発した言葉だとしても、その言葉の影響は、私が想像する以上に大きいことがあるんだということに気づきました。
ある研修参加者から、「smilecoachさんに言われた一言のお陰で、吹っ切れました。ありがとうございます。」と連絡をいただきました。彼女のツイッターにその言葉を残してよいですか、という言葉と共に・・・。
彼女の事を思って発した言葉ではあるけれど、それほどの凄い一言だったとは思っていないんです。けれども、タイミングなどもあったのでしょうが、彼女には大きなターニングポイントになったそうです。それを知った時はとても嬉しかった。

お役に立てたことの嬉しさが大きくて見えなかったのですが、後から思ったのは、反対に他の方に嫌な思いをさせてしまったこともあるのかもしれない…ということ。

たった一言であったとしても、その人との関係性や信頼感なども含めて、影響が大きい場合もあるのかもしれないと思い知らされました。
今までずっと、影響をいただく存在だと思っていましたし、今でも影響は与え合うものであるという思いはあるから、素直に関わろう、真っ直ぐ向き合おうと思ってきたけれど、先ほどの彼女のように、私のような人間を慕って下さる方が居て、その影響が私が思う以上に大きくなってしまうことがあることを、私はちゃんと自覚できていたのだろうか。

お恥ずかしながら、「素直」であるからこそ、受け止める相手の思いを軽視していた可能性があると思います。
上司だった時もそうだったのかもしれません。
コーチをしている時もそうなのかもしれません。

そう思うと、もう少し「一言の重み」を自覚しなければ・・・と思いました。
まだ気づいたばかりで、自覚して直ぐに修正していけるのか解りませんが、「素直」とのバランスを取りながら、一言一言を大切に発することも大切だと感じている今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました