一人じゃできないことを知る

何でこんなに組織に属したいのか。
独立したい人もいらっしゃるかもしれませんが、私は属したい方なんです。なんでかな、と考えてみました。

まず言えるのは、今までの組織で結果として、「嫌だった」と思う組織に属さなかったことが大きいのだと思います。
そして、何よりもネガティブな私からすると、「一人じゃできない」ということを思い知る場面があったからこそ、組織の中でどう動くのか、組織がより良いチームになるためにどうするか、を考えてきたこともあると考えました。

私は本当に人に恵まれていて、官公庁の時も楽しい同期と何でも話して居たなと思いますし、バレー部の仲間とは役職や部署関係なく温かく支えていただきました。おかげで、辛いと思うこともあったと思いますが、すべてが良い想い出になりました。
今でも、お会いしただけで元気をたくさんいただける最初の職の仲間です。

そのあと、栃木で勤めた会社では、同じ部署の先輩に最初はよくしていただき、価値観に対する刺激も受けました。ちょっと苦手だった上司も、言いたいことを言わせてくださったので、いつの間にか栃木のお父さんのような存在に。そして、一番影響を受けた当時の社長も、公私にわたり、本当にたくさんの事を教えていただいたと思います。
部下からも、本当にたくさんの刺激を受けましたし、私の影響がどう表れるのかを見せてもらい、自分が変わるきっかけにもなったと思います。

組織に属していたい私が、自由な時間をとらなければならないと思い、独立の道を選ぼうとしたときには、本当にたくさんのメンターにお世話になりました。そして、今、独立していても一人じゃできないと思っているからこそ、多くの方々にお世話になり続けています。

誰一人欠けても、今の私ではなかっただろうと感じます。
組織が好きなのも、こうした経験から「一人じゃできない」を実感してきたからだし、何より成長のためには一人じゃない方が良いなと思うことが多いのです。

誰かと力を合わせて、何かをやりきる。
そんな達成感も一人より、チームの方が大きいし、共に喜べる空気も好きです。

だからこそ、私はこれからのビジョンの中で、チームで働く仕事をしたいということが含まれています。
まだまだ志半ばですが、口にしたからこそ、これから形にしていきます。一人じゃできない私でも、力を合わせたらできることもあると信じられるから・・・。