何もない人は居ない

辛い状況にあった友達が話をしていて、話の終わり掛けに言っていた言葉。
「自分だけが辛いつもりになっちゃうけど、(辛い事が)何もない人は居ないんだねえ。辛いという受け止め方に大小があったり、そもそも私から辛い出来事に見えても、その人にとっては辛くなかった、なんて事もあるかもしれない。きっとそういう人はもっともっと辛い経験を乗り越えて、『この程度では何ともない』と思っているだけなのかもね。」
としみじみ語っていました。

そうだなあ。と思うと同時に、そもそもその友達の環境が凄く大変で、よくその時期を乗り越えたなあと尊敬もしました。その友達が発する言葉だからこそ、耳に残ったのかもしれません。

経験の中で色々と感じている事を言葉にしていなくても、生きていれば大なり小なりの経験を経て思う事、感じる事はあるのだから、彼女の言うように「何もない人は居ない」という前提で、たとえ元気な人が居ても決めつけず接したいものですね。

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