客観的に見る機会をもつ

昨日は、コーチングを学んでいる人達に向けてのコーチングの勉強会でした。その際、進行をさせていただきましたが、最後にやりたかったこと。それは、自分を客観的に見る機会を持つことでした。

コーチングの多くは、1対1で関わります。そのために、相手に合わせて対応も変えると言いながらも、得意な視点があって、その視点からのアプローチが多くなりがちだと思います。
だからこそ、一つの事例に対し、みんなでどんなアプローチがあるんだろうかと考えてみると、非常に多くのアプローチがあることにきづくだけでなく、「ああ、その視点からのアプローチの視点を忘れていたな」とか「そんな見方もあるのか」など、自分が自然に持っていた癖に気づいて、新たな視点を得ることにもなります。

結果的に、自分を客観的に見ることも出来て、その後の関わり方を変化させるきっかけにもなると感じられました。

こうした思考の偏りやパターン化は、日常つねづね起こっている事だと思っています。そのため、たまに客観的に自分を見る機会を持つことは、固くなりがちな筋肉を解すように大切な事のように思います。

ただ、こうした客観的に見る機会は、自分で作らないとなかなかないものでもあると考えています。また、パターンがあると楽ではあるし、個性にもなるので、良い点もあると思いますから、客観的に見ること自体が、少しこわいという方もいらっしゃるのかもしれません。
しかし、敢えて客観的に見る機会をもつのは、自分の成長にも繋げていけるのではないでしょうか。

客観的に見るには、関わった人に率直にどう見えているのか聴いてみるというフィードバックをもらう方法もあるでしょうし、自分と同じような事をしている人達の集まる場所に行くのも良いのではないでしょうか。
他にも方法はあるかもしれませんが、私はこの二つは実践をしている事になります。

今日も、講師としての自分を客観的に見る機会を持つために、勉強会に参加します。常に自分を磨くための「客観的に見る機会」をこれからも持ち続けたいと思います。

あなたは、知らないうちに身に着けているパターンって、どんな事がありますか。
そのpatternにきづく機会を持つとしたら、どう持ちますか。

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