感情が動くと人は動く

昨日は、参加させられた受講生を前に話しをしましたが、面白い反応でした。

受講生が最初はギリギリに入場して、嫌々受講されている方々も見受けられましたが、その中で、その気持ちを口にした上で、同じような悩みを抱えていると話を共有できたあたりから、盛り上がってきて、参加者の聴く姿勢も変わって来ました。

何名かがお手洗い休憩の際に、話していらしたのは、「思っていた研修と全くイメージが違っていて、楽しいね。」「いろんな人と話すのが楽しみになってきた。」「先生自体に経験がないと思っていたら、経験されているから、話も参考になる。」と言うような事でした。

聞こえてきた声を嬉しく感じながらも、ああ、この休憩後が楽しみだなと感じました。案の定、皆さんの姿勢が変わるだけでなく、早めに席についてくれる人や、他の参加者と話に盛り上がる場面なども観られて、非常にあっという間に時間がすぎる感覚を私も感じることができました。
参加者と共に学ぶ姿勢は変わらず、参加者から教えていただく場面もありますが、感情が動くって人を前向きに動かす力になるということを、その場でも教えてもらいました。

人を動かそうと誘導すると上手くいかないけれど、その人達の感情を動かすような事をしていくことって日頃から組織の中でも気をつけていきたいものですね。感情を動かすには、その人達の観察も必要だろうし、自分自身を知ることも必要かもしれません。感情は無理に動かす事はできないものだからこそ、人との関わりから、リアルタイムに感情を捉えていく場面、その柔軟性なども持っていると良いのでしょうね。

まだまだ、私も柔軟性のために経験を重ねていって、いっぱい挫折したり、失敗したりも繰り返していきたいなと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました