共感してみてわかること

クライアントさんとのセッションで、思わず涙が出てきました。彼女が頑張っているのに、私が泣いてしまってどうするの?と思うのだけれど、クライアントさんにとっては、非常に嬉しかったようです。

共感しようとして共感したのではなく、ただ単純に環境まで理解できたことで、その人の見えない苦労を聞いて、自分と思わず比べてしまい、その人は大変だと思ってしまったのです。

確かに大変だろうけれど、大変さを理解した事が彼女は嬉しいのではなく、自分の表現できない気持ちを表現してしまっている様子を見ていて、「この人なら全部話しても大丈夫」と判断してくださったようです。つまり、そこには「共感」があり、彼女を安心させてあげられたのだとわかりました。

それが全てではないだろうけれど、興味を持って聞くことで、表面的な言葉以外の言葉も見つけ出せることもあります。しかも、その答えはクライアントである人が持っているのですから、感じてくれるだろうと信じています。

共感って、片方が片方の思いを感じることではなく、お互いがお互いの思いを感じあう事なんだなと思いました。
それが、同感と共感の違いなのかもと・・・。
あなたは、人の思いをどう感じあっていますか。

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