報告って大切

解ってもらえない。って、思うことってありませんか。
けれども、そもそもちゃんと話せているのでしょうか。

報連相などとビジネスでは言いますが、本当に報告って大切だなあって思う今日このごろです。

プライベートでいろんなことが起こり、思い通りに仕事が進まない事もあります。
自分としては、必死なんだけれども、勝手に優先順位をつけて、勝手に納得してしまうと、軽く考えられている、と思われてしまうかもしれません。
お互いに人ですから、何が起こり、今どうしたいのか。或いはどうするのか。を伝えないと、不信感しか残らないのです。

私は、それでもお客様にご迷惑がかかるのが申し訳ないし、しなくても良い心配をさせるのはビジネスマンとして恥ずかしいと感じてしまい、以前は何も言わず、大失敗をしました。
不信感だけならまだしも、完全に関係は崩れ、その先のおつきあいは完全に拒絶されることになってしまいました。

その際にも、事後報告はさせていただいたのですが、既に絶たれた信頼関係は戻らず、「なぜ早めに言ってくれなかったのか。早く言ってくれたらこんなことにはならなかったのに。」と言われて、謝罪して、それ以降のおつきあいが続くことはありませんでした。

正直に言えば、事情は話さないけれども、「少しの間やりとりが難しいですが、良いでしょうか」というメールをさせていただいた後に、返信がなくて、理解してもらっていると勘違いしていたのもあります。
大切な話であれば、少しでも時間を作って、電話連絡なり出来たかもしれないのに、色んなことが巻き起こっている時には、そんな余力さえなかったというのも言い訳です。
ただ、ビジネスマンであれば、心配させるのは、その事情以上に、いつまでなのか、何が起こっているか、という事情を共有できていないことの方が心配させている事になるんですよね。

お恥ずかしながら、その時に大きな代償を払って、学ばせていただいた気がします。

その経験があるからこそ、今は、プライベートな事情もお話できる範囲ではありますが、仕事に多少なりとも支障がありそうな場合には、伝えることにしました。
だからといって甘えさせていただくつもりはないですが、終わった後の懇親会をご辞退させていただいたり、昼食の時間を活用して、情報共有をさせていただくなど、快くなのかは解りませんが、ご理解いただけるようになりました。その分、ここでお返しできるように!と、お仕事や、他の時にお返しできるものをお返しして、信頼関係を崩すことなく関わることができるようになりました。

報告というのは、良い事だけでなく、進捗を伝えることで、そこには感情や状況なども含まれたら、気持ちの共有も出来る大切な事だなと今は考えています。
特に、事後ではなく、事前の報告が凄く重要なのだなと感じる毎日です。

先日、やり手だと感じている方の営業に同行させていただきました。
その方の営業を拝見していて、この報告が凄く大切だと言うこと。また、報告のない相手に対して、いかに現状を把握できる情報を伺うのか。次はいつで、それまでに何をしておくのかを共有すること。これは大切な事なんだなあと感じました。

報告は大切と思うからこそ、報告をしてね、だけではなく、どんな報告を欲していて、相手から報告がないなら、どう情報を共有していくのか、どう聞き出すのか、が大切なんだなと感じさせていただきました。

解ってもらうには話すしかないし、解りたい時には、自分から求めていくしかないんですよね。
それが報告という言葉で、ビジネスは括っているだけなのかなと、私は思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました