何をしたいかを考えるのは才能ではなくトレーニング

「smilecoachさんは何をしたいの?」
これを聞かれても「みんなが望んでいる事をしたい」以外何があるんだろう?」「私がしたいこと?みんなはあるの?」と思っていた時期がかなりありました。

コーチングを初めて受けた時にも「何をしたい?」と聞かれるたびに、「えっ?!」と黙るばかり。
「私はおかしいのだろうか」
「私はみんなのそんなに違うの?」
「私には才能がないんだ」
と結構聞かれるたびに落ち込むようにもなっていました。

けれども、それでも問われ続けた事で、気付いていなかっただけで「〇時には職場につきたい。一番に職場に入る事で、気持ちを自分のペースで整えたい。」など、日々の中でさえあったんだあと言う事に気づく事になりました。
なので、他にあるのかなあ、とまずは小さな自分のしたいと思ってしている事に気づいていくと、結構自分でしたいことをしている事に気づきました。

直ぐに動くから気づいてなかっただけなのかもしれない。それが自信になったのか、「私はこれから何をしたいんだろう」と考えるようになりました。

考えるようになって、すぐに答えが出るほど単純ではなかったですが、コーチのサポートも受けて、自分自身が何をしたいのかを少しずつ考えられるようになっていきました。
ああ、トレーニングなんだなあ。才能って言うと諦めるしかない気持ちになるけれど、違う。トレーニングで身につけられるものなんだ、と思うと楽になりました。

ただ、元々ネガティブな性分の私が変わるわけではないので、「何をしたい」と思う事で達成できずに病気になったりしたら、よけいに後悔やむなしさが襲ってくるような気がして、本当に何をしたいのかを見つける事が必要なのだろうか、という考えも湧いてきます。

今現在の私としては、「環境によって変わる事はあるだろうけれど、今は〇〇したい」というように、枕詞を付けながらの欲求や目標にすることにしました。何かあったらまた考え直すだけのトレーニングを積んできたから大丈夫と思えています。

ただ何となく日々を過ごすよりも、何かしたいという意識があるだけで、活き活きとなるように思います。だからこそ、枕詞を付けた欲求や目標を持ってみる事を意識しながら、今日もそのために過ごしていきます。

あなたは、「変わるかもしれないけれど」いつ(までに)何をしてみたいですか。

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