トラウマは心の傷

トラウマは「心の傷」「心的外傷」などと言われて、自身で対処しきれない圧倒されるような体験によってもたらされます。それは五感を通して受けるものだから、なかなか消えるものではない。

私はコーチだけれど、カウンセラーでも臨床心理士でもないので、扱えない領域だから、そうした方々にはコーチングの前に、専門家に少し心の傷をいやしていただきたいなと思う事もあります。
しかし、ご本人がその傷は「治るから大丈夫」「忙しくてそれどころではない」など、観ていて感じる事と本人の傷の深さの認識にズレがあって、本人のおっしゃる通りなのかもしれません。が、ズレがあるならばズレがあるで、言わないという選択はしないようにすると、伝え方もなかなか難しいです。

大小はあっても、それぞれがそうした心の傷はあるのかもしれません。
だからこそ無遠慮にテーマにすることもできない事も知っています。誰がどんな傷を持っていらっしゃるのか。回復度合いはどうなのか。一旦回復しても古傷が痛むこともあるでしょうから、厄介なのが心の傷なのでしょう。

昨日、前進という言葉が好きな話もしましたが、だからこそ「立ち止まっていても、未来に向くために立ち止まるのも前進」「意思が大切」そう思って、自分にも、人にも、心の状況も確認しながら、コーチングが必要な時に、必要な状況で活かしていきたいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました