その人の考え方を知りたければ、その人の生きてきた経験を聞くのも良い。
そこでどんな体験をし、何を学んだのか。
人は変わらないと言われるけれど、実際に体験から行動や意識が変わってくれば、結果として見える性格は変わって見えてきます。だからこそ、変われるのではないかと思う事が多々ありました。
先日、昔からの知り合いで久しぶりに話せた人が居ました。
その人に、
「以前は人前に立つのさえ苦手だったのに、今や人前で話す仕事をしているんだね。」
「昔から人の話を聞くのは得意だったけど、それが仕事になっているんだね。」
相反するようですが、同じ人が同じ会話の中で伝えてくれた事です。
その後に、その人が「なぜ人前で話すことになったの？」と聞いてくれて、「少しでも今辛い事が楽になったり、更には楽しくなったらいいなと思って」と言うと、昔からそういうのは変わらないねと言いながらも、それで人前で話せるように頑張るなんて、smilecoachちゃんらしいね。と。
考え方や大切にしている思いは変わらないけれど、表現方法が変わるとまったく違った人に見える。けれど、話すと変わらないのは、考え方が大きく変わってないから。
とは言っても、「私は人前では話せない」と思って赤面してしまう人だったのに、「伝えたい」と言う思いが強くなったせいか、慣れたのか、今は赤面しないで話せています。
自分のを語るのが不得手だったのに、ある研修支援者の「smilecoachさんの素が見えないから、すごく遠く感じるし、通り一遍の事にしか聞こえない」と言われて、「自分自身の経験を話さないと伝わらないんだ」と、自分の経験も話すように徐々になっていきました。
変わらない部分もあるが、変わる部分もある。
だとしたら、私もそうだけれど、どんな体験から、何を感じ、何を思い、何を学んだのか。を聞くと、変わらない部分も変わった部分も含め、聞こえてくるのではないでしょうか。
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