ギブアップを伝えることも時に必要

心のゆとりは本当に必要だなと思います。が、ゆとりがなくなっている事に気づく頃には目一杯疲れてしまっている事も多いように思います。
限界を自分で決めたくないから、トライをすることと、「もう限界です」とギブアップすることは、本当に線引きが難しい。

けれども、身体に支障が出たら、それはギブアップを伝える事も重要ではないでしょうか。そればかりは人では解らない可能性もありますし、近い人だから気づける事もあると思います。いずれにしても、「ああ、身体に支障が・・」と思ったら、すぐにギブアップを伝えて、周りに頼ることも必要ではないでしょうか。

頑張ってしまう人ほど気づかないふりをしてまで頑張ります。そして体調を崩してしまいます。結果として、周りに迷惑をかけたと落ち込むのならば、まだ取り返しのつくうちに、協力を申し出る事は大切だと思います。

身体に支障が出ているのに、見て見ぬふりをしている人に、「手伝うからね」と見えている状況と共に、手伝いを申し出ました。本人は「全然平気です」と仰るのですが、どう見ても顔色も良くないし、いつもより集中力がなさそう。倒れてほしくないので、手伝いを申し出ると、「こんなにも一人で抱えていたの?」というほどのものを抱えていらっしゃいました。
手伝えてよかったなと思いますが、本人はどう思っているのか、少し時が経ったので確認してみたら、「助けて」という事が恥ずかしい事だと思っていたけれど、今回は本当に助かった。ちゃんと助けてっていう事は大切だね。と仰っていました。

チャレンジするのは素晴らしい事だけれど、ちょっと無理しすぎていないかという事は、そういう時ほど自問したいものですね。或いは周りが手伝いを申し出たいものです。

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