雰囲気がそのチームを変える

昨日は、夜コミュニケーションセミナーを行いました。その場で「この場が温かいのはなぜだろう?」というお話が出ました。その結果のお話です。

その場は、新しい参加者もおり、普段であれば緊張もしそうなところが、みなさんの表現だと「ほんわか」していました。最近事件があって、勇気をもっていらっしゃった方。今年、人生が変わってしまうことがおこって、友達にひっぱられていらっしゃった方。同僚に誘われていらっしゃった方もいらっしゃいましたが、全員が最後には笑顔になっていらっしゃいました。

そして、「入りやすかった」「温かくて・・」と仰ってくださいました。この雰囲気は何だろうね?というお話になりました。

全員が、「真剣に話を聴ける」んです。だからこそ、共感したり、受け留め合えたり、優しい表情を自然に出来る場になっていくようで、最初の方であろうが、何度も参加してようが、同じ場に居ることを感じる事ができるんだろうねという話もありました。

ガチガチのセミナーではなく、自由度が高いために、参加者どうしが会話できる雰囲気があるということもあるようです。毎回参加されている方々が、「興味を持って聴く」ことができるために、その雰囲気が伝わる事と、初めての方もその方にひっぱられるというよりは、無意識に影響を受けている事が、起こっているようでした。

つまり、誰か一人が作る空気ではなく、全員で作り上げる雰囲気なんです。

参加者曰く、その影響力の大きいのがやはり前に立つ存在である私なんだろうと仰いました。これは自慢ではなく、私はそこにいる人達がすごいなあと思って、そこにいることができるからです。参加者に恵まれているなといつも思えるからかもしれません。それが、表情に出ていて、その表情の影響を受けるのかなあと・・・。

チームなどの雰囲気にお互いが影響しあうのであれば、自分がどんな影響を与えているのかを考えてみるのもいいですよね。これができるようになると、自分の客観視ができるようになるわけですから、感情のコントロールも付随してできるようになるのかもしれません。

あなたの周りに与えるいる影響がどうなのかを見るときは、あなたの周囲の人達が、「いつもこう」という部分を探してみてください。

いつも真面目な人が集まる。それはあなたも真面目だから。いつも楽しい人が集まる、それはあなたが楽しいから。いつも温かい人が集まる、それはあなたが温かいから。

違う!と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、自分で気付いてないだけで、いつもそうなるのであれば、それはあなたが与えている影響力の賜物だと私は思います。

楽しい雰囲気のチームを作りたいのであれば、楽しい人が楽しく振舞える状況を作ったり、自分自身が楽しくしてみませんか。そのことの結果として、チームが求める雰囲気に変わっていくと私は感じています。

あなたの与えている雰囲気は?

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