自分の事を話す時間の必要性

先日、あるコーチングのクライアントさんが「忙しい私にとって、このコーチングの時間が唯一ゆっくり自分の事を考え、話す時間なので、凄く大切にしている。」と話してくださいました。

その方とのコーチングも長期間になりましたが、半年に一回更新しているのですが、そのたびに「継続をお願いしたいです」と仰って下さるので、嬉しいのですが、一番効果があるのは何かとお伺いしたのが、先ほどの言葉です。

独り言ではなく、相手に伝えようと話す事で思考が整理され、違う方向からの問いかけを少しするだけも、視点が変わる。その時間が本当に大切なのだと仰るのです。
日頃、本当にやりたいことがたくさんあって、その事を考えて動くだけで精一杯で、ふと疲れてしまう事が以前はあったそうなのです。が、整理して更に進み方を選んで動くという意識を持てる事で、つかれる事が減ったし、成果が早まったと仰るのです。

私自身もコーチングを受ける事で体験した事があることですし、コーチングをその方とすることで私も得られているものあるので、その事はお話ししました。
自慢できるのは、私のお客様は本当に素敵な方ばかりなのです。だから、無理して聞いているのではなく、聞く事自体が刺激的ですし、私自身も学ばせてもらえることばかりなのです。そんな方から、そんな言葉を頂けるのは嬉しいものですね。

コーチングの効果は、クライアントさん自身が自分の事を話す時間を持つ事で、先に向けた選択と行動を、ただ流されるようにしていくのではなく、意識的にできるようになる事なのだなあと改めて感じます。
そして、私自身が受ける時に感じるのは、上記プラス、私を信じてくださる方が居る安心感。です。

コーチングだけに限らず、信頼できる人に、自分の事を話す時間と言うのは意識的に作らないとなかなか作れないものかもしれませんが、そんな時間の体験を一人でも多くの人が体験してもらえたらなあと思う今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました