対面での休憩時間

対面だと本当に少しの時間での関わりが関係性を変えていくなあと感じてしまいます。
特に、研修などはオンラインだと休憩時間はそれぞれ。
対面だと少しばかりでも、会話をします。そのことで急に距離が縮まったりもします。

その分、自由がなくなると効率重視の方には感じられるかもしれませんが、それでもその関係性がある事でその後の関わりの中でのコミュニケーションが、前置きや躊躇がなくなり、結局長期的にやりやすくなるという事も実感されていらっしゃる方が多いのも事実です。

私自身も、いつも悩むのは講師として伺ったときの皆さんとの距離感です。
私自身は、その時間を距離を縮める時間にしたいのだけれど、中には間の方がいらっしゃって「距離を置いてください」と怒られた事がありました。許可を取らなかった私の責任でもあります。が、本当にこの時間の大切さを痛感している私には、関わりをあまりとらないでほしいと言われる時ほど辛い事はありませんでした。

今は、そうしたお考えの方を通したお仕事はご縁が遠のき、休憩時間も少なからずコミュニケーションを取る時間を持たせていただいております。が、今思うと、私自身もそのお考えの方々がどうしてそう考えるようになったのか、伺っていませんでした。
ちょっとした時間にその人達に私は興味を持って聞いていたら、違う考え方を受け止める事ができたのかもしれません。

心地良い方々と繋がっていれば良いかと思う反面、違う考えの方々の意見を伺うのは、休憩のようなホッとした場だったはずなのです。当時の私が、相手の考えを聞き、私の考えも伝える事ができてたら、お互いの考えが違う部分を理解し合えたかもしれないなと思いました。
気を抜いて、軽く話せる休憩のような時間を少し大切にできたら違うだろうなあと。

だからこそ、対面での休憩時間は、やっぱり少しは話を聞いてみたいなあ。大切にしたいなあと思う今日この頃です。