相手にとって何が有用なのか

研修をさせていただく機会があると毎回考えます。
いったい何が有用なのだろうか。

ネガティブな意味ではなく、「どうしたら有用になるのか」と講師が考えるもの、担当者が考えること、参加者が受け取るもの、それぞれが違うように思います。

一番良いのは、その三者の「有用」と思うものが一致していること。
けれども、三者一致というのは本当に難しいと私は考えています。ただ、担当者が機会を作ってくださったことは間違いがなく、ご担当者の目指す効果に近づくために、いかに参加者とその場を有用なものにしていくのか、を考えながら、その場を創り上げるのは、私の醍醐味でもあると感じています。

だからこそ、参加者の目線を忘れてはいけない。

子供がふと言った言葉が心に残っています。「立場が変わったら、今まで忘れてコロッと変わる人は信じられない。今までの事も含めて立場が変わるのにさ。」と。

本当にサラッと言った言葉だったのですが、妙に納得してしまいました。
相手の立場の経験してきたからこそ、伝えられることもあるけれど、今の参加者が全く同じわけではないから、いつまでも参加者の目線で自分自身を見る事もないと、「有用」なものは提供できないんだろうな。

よしっ、今日も参加者目線を忘れずに、1日頑張ろう。

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