そんな暇ないでしょ

気持ち的に落ち込みそうになっていると、「先を考えたら、落ち込んでいる暇ないでしょ!」と言われました。
頭では分かっていても、体の反応は正直です。

そこで、何をしたのか。

昨日の話の続きのようにもなってしまいますが、「ああ、落ち込んでいるんだなあ。○○に」「ああ、身体は疲れているんだなあ。」など、自分自身の感情や状態を一旦味わってみる事にしました。

その上で、深呼吸をゆっくりして、ちょっと微笑むように呼吸をしていると、これもまたマインドフルネス効果でしょうか。やっとすっきりしてくる感覚がありました。

その上で、もう一度「先をどうするのか」に集中してみました。
ワンステップあるだけで、思考が柔軟になったような気がします。

とは言え、状態が直ぐに変化していくわけでもないでしょうし、ここでいろんな変化を作って行くとしたら、今までと違う関係性を創り上げていくことも必要になってくると、自然に前向きに考えられるようになりました。

感情や状態を抑え込むのではなく、味わってから、思考を変えていく。

ちょっとしたステップに見えますが、無理をしてしまうのは、「感情を抑え込む」ということをし過ぎてしまうせいだと思いました。
周りの意見に柔軟、といえば聞こえは良いのですが、周りの意見に影響されやすい私は、自分の意思よりも、周りを優先してしまいがちでした。だから、自分の意思を言わせてもらえる家族や信頼している人には、わがままに見える事も多いと思います。これは、普段抑えすぎているからなのでしょうね。
そして、その家族や信頼している人の言動には、心を完全に許している分、何かあれば影響をさらに受けます。

「そんな暇ないでしょ」と思うときほど、自分の感情や状態をしっかり反芻した後で、考えることがあれば考えていく。
そんな時間は、決してムダではなく、次に繋けていくための大切な時間なんだと思いました。ただ、そこでずっと味わい尽くすのではなく、ある程度味わったら、自然と前向きになっている自分を感じる事ができます。

きっとこれからも、そんな反芻する時間や思考の時間を行き来しながら、前に進んでいくのでしょうが、ただ落ち込むだけを続けているのは、まさに「そんな暇ない」になってしまうと思いますから、落ち込んだ後に前を向くために、敢えて今の感情を抑え込まず、向き合う・味わう時間を大切にしたいと思いました。

と、きっとこれが書けるようになったということは、どこか前を向いている自分を感じています。

あなたは、今の感情はどのようですか。
それは何に対してですか。
本当はどうしたいんだろう。

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