真の信頼関係

クライアントさんのAさんから学ばせていただいたことを記録しておきたいと思います。
「本当の信頼関係は、一瞬では崩れない」

私はクライアントさんとのコーチングの際、スケジュールを間違えてしまったことがあります。
本当に信頼し、信頼していただける方なので、その間違いによって「何か起こってしまったのか」と心配をして下さったのです。
でも、実は自分は、完全に日付を間違えていてお散歩へ。

ひどい話です。この件は、以前ぼんやりとお話したのですが、その後のコーチングが先日あり、まず謝りました。
けれども、研修での学びを例にあげて、「物には最初は価値がなくて、その後にお客様と価値を創り出していくもの」という発想を教えていただきました。その上で、「積み上げてきた信頼は、そのことがあったことで、違う視点から考えるきっかけになり、更に深まった気がします。」と仰って下さったのです。

このAさんの寛大な心持ちを伺いながら、「信頼関係がある」と思いながらも、一瞬で崩れると言うものは、本当はまだまだ信頼関係が出来上がってない状態なんだなあと考えさせられました。

以前、信頼関係があると感じていた方が、私に関する噂話を聞いただけで、離れていかれたことがあります。事実確認もしてくださって、正直に話したのに信じていただけなくて、噂の方を信じられたのです。
今、思い出しても、あれは信頼関係がなくなったのではなく、まだまだ「信頼しあおう」と思っていただけなのかな、と冷静になることができました。

真の信頼関係は、一瞬で崩れることはない。
なのに、私は体験からか「一瞬で崩れるもの」と思い込んできました。そう思っていること自体、相手を信じていなかったということにもなるなと今は思います。
まずは、自分が信頼関係も「共に創り上げていく過程」にいることを忘れないように、まだまだ真の信頼関係になっていない関係性も育んでいきたいと思いました。

Aさんには本当に大切な体験と学びをいただきました。
本当にありがとうございます。

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