エネルギーを与え合うコミュニケーション

昨日は、初めてコーチングを体験される方々と、コーチ仲間が集まって、コーチング体験会がありました。
終わった後には、その部屋の温度が上がっているかのように感じられる状態になっていました。まさにエネルギーを与え合ったのかなと感じられる体験でした。

コーチングというと、中には上下関係のように感じている方もいらっしゃるでしょうが、強いて言えば、コーチは、話す相手をその人以上にその人の可能性を信じている存在だと思います。
そのために、会話を続ければ続けるほど、コーチは相手の事を尊敬に値する気持ちになってきたり、そこから違う視点で影響を受けることもあります。

参加された方の感想の中で印象的だったのは、「コーチングは化石発掘のよう」という比喩でした。
普段は、土の中にまぎれているものが、質問などでノミを少し入れてもらうだけで、化石がポロッと顔を出して、その存在に気づける感じ、ということでした。

その言葉に、その場の誰もが「なるほど!」とまた発見をもらったように声をあげていました。

そして、コーチ側はと言うと、私も含め、相手から得たものを話しました。
どちらかだけが、してもらうわけでもなく、まさに与えあう関係だったように感じました。しかも、与え合うのは気づきばかりでなく、やる気や動き出してみようと思う力など、エネルギーを与え合っているんだなと感じました。

体験会が終わっても名残惜しい気持ちになるほどでした。

改めて、コーチングの可能性も改めて感じる事ができました。
日々のコーチングでも感じている事ではあったのですが、初めて体験される方々が集まったところで、多くのコーチ達と一緒に感じられた昨日の思いや感じた事を、大切にしていきたいと思いました。

相手以上に相手を信じられる存在であり続けていこうと思いました。

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