仕事も根っこは人間関係

仕事の際の人間関係がこれほどまでに大切なのかと体験しました。一つ人間関係にミスが発生すると周囲をミスコミュニケーションの渦に巻き込んでしまうんだなという体験をお話します。

お客様と担当者との間で代々受け継がれていた信頼関係がありました。そこで新しい話しとなった時に、どうもその担当者が相手に不信感を持たせてしまうようなことがあったようです。
けれども、担当者だけの話ではなくて、社内を巻き込んでのお話になった時に、担当者が既に不信感をもたれていることで「ミスが出来ない」というプレッシャーもあり、上司や関係者を巻き込んでいきます。
私も最初は自分の話しだと思っていたものの、時間構わず、こちらの状況構わず、しかも同じことで何度も話しをされるので、さすがに電話に出ることさえ億劫になってきてしまいます。
それでも「仕事だから」と思っているものの、お互いにもう不信感の塊になってしまいました。お客様との信頼回復の方が大切。だからこそこの仕事って思っているのでしょうが、その間のやりとりが「言い忘れました」「まだありました」「確認です」の連続だと、他の仕事にも影響が出てきてしまいます。

「ご迷惑をかけてしまっていてすみません」という私に対し、「そうだね」と言わんがばかり、否定もしないし、相手が謝ることは一切ない。
仕事は感情を脇におくかもしれませんが、でも仕事をしているのは人間なんです。相手のことを考えた関係作りなくして、良い仕事は作り上げられないし、良好な人間関係を構築できないことで、周囲への影響も与えてしまうんだなということを体験しました。

でも、内部の問題は他のお客様には関係のない話。切り替えなくてはならない。
気分を切り替えて、その日のお仕事をしていたのですが、その間にもまた電話が。

ただ終わってみると、その人もその人なりに頑張っていました。なのに、私が相手の思いを表面でしか分かってなかったのかもしれません。お互いが思いやる気持ちを忘れると、周囲の人達への影響もでてしまう事を感じました。
一人でできる仕事はありません。そこには関わる人が大勢います。そのことを再度認識しました。

あなたは周囲で起こっている人間関係にミスコミュニケーションは起こってないですか。
もしかしたら、自分が関わってしまっている事ないですか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました