この人達にだったらと思える空間

昨日(2012年1月5日)は、NPOの支部をつくろうとしている仲間達とミーティングの後に懇親会でした。その場は非常に安心できる空間で、誰もが何でも言っていいと思える場所になっていました。

月に一回会うか会わないかのメンバーですが、同じ事を成し遂げようとしている中で、お互いを尊重しあっている事ができているために、本当に意見をお互いに自然に出して、前向きに話しが進みます。
それは今までも感じていた事なのですが、昨日の懇親会では、「ここで初めて口にした」というようなお互いが自分の隠していた事や、秘めていた思いなどを自然に語りだし、お互いのプライベートな話しにも関わらず、熱心に耳を傾けあいながら話しをしました。

こうした時間はあっという間にすぎるもので、すぐに数時間が経っていました。
けれども、よくよく考えてみると、なんで自然に話せたんだろう?

もちろん今までに何度も取り上げてきたような「何でも言い換える場作り」はしてきました。けれども、それだけじゃないんですよね。何だろう?

すると自然に出てきたのが、お互いに対する「スポンサーシップ」です。
「あなたは既に価値ある存在なんです」「あなたは素晴らしい」と言うような相手のどこを!ではなく、その人そのものを受け止め合える空間がそこにはあったのです。
しかも、自分の事を話して、自ら「ここは安心なんだ」というきっかけづくりをしてくれたのでした。これが大きかったように思います。

おかげでお互いに「この仲間だったら大丈夫」という安心感に繋がったのでした。

後から感じたのは、チームや会社でも、上司がコーチングを学んだりして、なんとか部下に使おうと思ってもうまく引き出せない事がありますよね。その時にたまたまうまくいく時って、自分が相手を自然に信じているために、ポロっと自分の秘密だったことや失敗談を話した時だなあと、思いました。

これだけじゃないのかもしれませんが、昨日の体験からふとそんな事を考えてみました。
あなたは安心して話せる空間でどんな時に出来上がりますか。
それが見つかったら、他のところでも、使って見れるかもしれませんね。

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