リーダーに必要な能力

昨日(2010年8月4日)に人材開発を海外で学ばれていた方のお話の中で、一つの能力の大切さをお話してくださいました。今の時代だから必要になってきたものなんだという事にすごく納得でした。

その能力とは何なのか。昨日のお話を以下に記します。
その能力とは「リフレクション力」です。
この能力は、リーダーやマネジャーには欠かせない能力となってきました。
この能力って何?と言いますと、「思考力」や「創造力」とでも訳されるのでしょうか。

なぜこの能力が必要なのか。
それは、現代は情報が多く交わされる世の中となるだけでなく、変化が激しくなっています。その中で非定型業務に対応する力が求められるようになりました。
その中で、リーダーやマネジャーは大きく分けて二つの力を求められるようになりました。

  1. 経験を通し、概念化・一般化してmyセオリーを作り、行動や思考のぶれを少なくする力
  2. 反対に、変化に対応していくために、概念を自ら壊す、俯瞰力やシステムとしてみる力

この二つの力を総合して、「リフレクション力(振り返る力)」といいます。

解るように伝えるとしたら、10歳の子と60歳の人とでは、どちらが創造的なのでしょうか。

実は、10歳の子ではなく60歳の人です。
なぜなら、60歳の人は経験が豊富であり、それらの経験を結びつけてアイデアにするためのリソースを多く持っていることになります。しかし、創造的になく見えるのは、ただ枠に縛られてしまうことがあるからです。その枠を取り払う力としての概念を壊す力があれば、60歳の方の方が創造的なのです。

すごく納得してしまいました。だからこそ、新しい概念を作る力と、今までの概念を壊す力が必要。それを実践するための能力がリフレクション力なんだと解りました。
経験をするたびに、その事を振り返る。そんなことを意識したいものですね。

また、この能力を企業全体で持てたら、その企業風土が変わるだけでなく、より活性化するのではないでしょうか。

あなたは昨日1日の生活の中で、何を学びましたか。何が楽しかったですか。
こんな事であっても、ちょっとだけ、振り返る時間作ってみませんか。

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