ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

育成って何?

   

育てるって何だろう?
今年1月からの私の命題になっています。特にビジネスの中で、人の育成って何をすることなんだろうか?

知識のインプットも必要なのだろうけれど、先日目にしたもので衝撃だったのは、12歳位までは大脳新皮質がまだ成長過程にあるので、丸暗記のようなインプットをしても充分に覚えていられるそうです。
が、それ以降というのは、既に格納された情報と結びつけていくことで、記憶をしていく脳の使い方に変えて行かなければならないそうです。
つまり、「関連付け」です。

しかも、インパクトがあるのは、やはり体験して結びつけていくことです。これは、五感をフルに活用するので、感覚記憶としても残るためでしょう。

こうした場合に、義務教育の「教える」と、社会人の「育てる」というのは、教育という言葉を使ったとしても、全く別物になるのではないでしょうか。

数年前の事になりますが、愛知県豊田市の教育委員会に関連したお仕事をさせて頂きました時に、当時の教育長の講演を拝見しました。
その際に、edcationというのは、そもそも引き出すという意味を持っているとお話しをされていました。まさにこれは、中学生以上に向けた教育の在り方なのかと。

しかも、私も体験していますが、成功した時は「なぜ成功したか」は考えないけれど、失敗した時は「どうして上手くいかなかったのか」「どうしたら次は上手くいくのか」を考えます。本来成功体験から学べたら最高なのでしょうが、なかなか出来ないからこそ、失敗体験って大きな「成長の糧」になるのではないかと感じています。

となると、社会人の「育成」とは、できれば小さな失敗をさせて、そこから学ぶことが許される事ではないでしょうか。また、失敗ばかりでは凹んでしまう可能性もあるから、「できる喜び」を感じさせる事も時には必要なのではないでしょうか。
また、もしも研修という形であったとしたら、研修の中だからこそ、多くの失敗をしてもらうことも大切なのではないかと思っています。

そもそもこんなことを考え始めたのは、最近はこの不景気の中就職できた皆さんなので、入社した時から優秀な方々が多いんですよね。そんな人達に私は何を教えられるのだろうか。という発想からでした。
ネガティブな意味ではありません。どちらかと言うと、研修という一時的な関わりの中で、私はどんな「きっかけ」を作れるのだろうかと、原点に戻って考えてみたくなったのでした。

きっと試行錯誤はこれからも続くのでしょうが、言えるのは、どれだけの「関連付け」と「体験からの学び」の機会を増やすかではないかと考えています。

運良く、一人で講師をするだけでなく、講師団で関わらせていただく企業様や、講師同士の勉強会などを行なっていることで、その命題を一緒に考えたり、見直すきっかけが多くあります。
また、提供先の方々のお声を伺う機会もあったり、別の考え方を持っているアンチ研修の方々のお話しを伺ってみたりする機会もあり、本当に多くの機会には恵まれています。
その中で、更に模索していこうと思いますが、今年は、ワンランク上の「講師を育てる事にTRY」することも信頼する仲間と共に取り組んでみることになっています。その中で、また多くの機会、経験を通して、私自身も共に育っていけたらと考えています。

今年の挑戦については、一年以上前から考えていたものですが、とうとう口にしました。
これから、口にしたことを仲間と創りあげていきますので、楽しみにしていてください。そして、あなたの考えも是非聴かせてください。

まだまだ悩みながらですが、これもまた体験。ですよね。

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