ハラスメントや委縮のない職場

上の人が居ると、若者たちが頼ってしまっていたのに、自分たちだけになったら、急にリーダーシップを発揮して話しができていました。
これは上が言えない状況を作っているし、下も遠慮しているという事のようです。

が、これを打破するためにはどうしたら良いか。
上が話しやすい環境を創った方が早いのかもしれません。が、どのように既に出来上がった関係の中で、変えていくのか。

先日、ある組織を観ていて思いました。
上司が、仕事中は上司なのですが、プライベート時間には対等に話しているんです。一緒に騒ぎ、自分の失敗談も笑い話のように軽く話す事で、何気なく「そんなことがあるの?気を付けよう」と部下に思わせる事をされていました。
それが仕事としてやっているというよりも、楽しんでされていて、部下も自然に相談しやすくなるようです。

これはその人の性格なのかもしれませんが、よく「部下に歩み寄ることも大切」と言われますが、仕事時間である必要はないんだよなあと思いました。
仕事中は、ダメはダメとはっきり仰っていらっしゃるのですが、素直に行動を変えていました。でも、休み時間になると、「今日のはちょっと身に沁みましたあ。」と親し気に上司に感情を話していて、「まあ、そういうことも成長には必要だよ」と上司もにこやかに返していました。

叱る事がダメなわけではなく、まさに普段の関わりが、ハラスメントを減らすのかなあと感じました。

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