使う言葉が違うだけで頭に入ってこない

本を聞くようになって、面白かったのが、「海馬」を「シーホース」と読まれる事で、「あれ?どこ読んでいるんだっけ?」「シーホースって言葉が気になって前後が入ってこない」と言う思考に陥りました。

ああ、言葉が違うだけでこんなに一か所に反応して聞けなくなってしまうんだな、という体験をしました。
聞いているはずなのに、聞けていない。いいえ、聞こえているだけで、聞けないという事が分かりました。

自分自身の言葉が相手に届いているのだろうか。
相手の使う言葉とのギャップはないだろうか。

きっとギャップはあるだろうから、言葉以外に伝える方法はあるだろうか。

など、本当にいろいろな事を考えるきっかけになりました。
私の頭には、今「シーホース」と言う言葉だけがこだましている。「シーホースが何だっけ?」は頭にないから、目で読む事で補わないといけない。こだわらなければ、聞けるはずなのになあ。ともどかしさを格闘しています。

HPを作ってくださっている方に、「こんなフレーズどうですか」と聞くと「それでは検索すらされないですね」と何度も言われました。使っている言葉が違えば伝えたい事すら伝わらない。聞く耳を持ってもらうことから始まるとするならば、その言葉が何なのか。伝える事以上に、相手の特性を知る事は重要なのだと改めて感じています。

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