学び方の優位感覚

学ぶときには、4つの感覚のどれが優位に働くのか人によって違います。

  1. 視覚優位・・・見て覚える。真似る、図や表、映像が頭に入りやすい、文はマーカー
  2. 聴覚優位・・・聞いて覚える。雑音が邪魔になり、静かなところで学ぶ。
  3. 体感覚優位・・体験して覚える。マニュアルや説明などよりまずやってみる。何度も書いて覚えるのもこのタイプ
  4. 言語感覚優位・読んで覚える。メモ魔。1.3の融合なのかなあとも思われる。

上記の4つがあるにも関わらず、以前受けたセミナーでメモ魔の私が「メモをするな」「頭で覚えるのではなく体で学べ」と強制されたことがありました。
確かに、対感覚もあるので、学べない事はないですし、非常に学びは大きかったです。日頃メモをするために観られなかった様子も観られた事はありました。が、後から復習ができないので、もやもやするのです。
身体で覚えるにしても、何度も繰り返さないと覚えられない私には、メモがない事で、覚えきらないものが零れ落ちていく感覚があり、すごく学んだはずなのに、あまり身につかないものになってしまいました。

メモの大切さも感じるだけでなく、人にあった学び方があり、どういう学び方ができる場所なのかを調べる必要があったなと反省しました。

とは言え、企業様での研修をする立場としては、優位感覚のすべてを網羅できるようにしたいなと欲張るからこそ、ぼけてしまう事があり、提供する側の難しさに挑戦が続いています。

せめてOJTの場(職場内での指導・育成)では、相手の優位感覚を知って関わってほしいと私は思います。

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