面談だけちゃんとやろうとしてもね

上司との面談。
上司がその時だけ意味ある面談をしようとしても、上司に緊張しないで、自分の思っている事を素直に言える環境があるかどうかです。

日頃の関わりを上司からも、部下からも作っておく。つまり、普段から会話をしておくことは大切だと思います。
こういう事を話していると思い出す部下は、仲良いと私だけが思い込んでいた部下です。日頃から会話もしていました。でも、その人の望む会話ではなかったのでしょうね。昼食を一緒にとろうと声をかけてもお弁当があるからと。前もって言っても変わらない。怪しいと思い、お昼以外がいいのか?と聞いても子育て中だから、と。
その時に気づけばよかったのに。結局気づけず、すごく表面的にはうまくいっていたのに、突然辞められてしまった。そんな部下を思い出します。

日頃からもっとその人自身に興味を持つ事も必要だったんだろうなと今も時々顔が浮かびます。しかも、仲良くしていたと思っていた頃の相手の笑顔を。

言葉になっていない事に気づくのは、面談の時でもないし、日頃の一方的なアプローチでもない。考えてみると、その人が部下になった時によく聞かれた事が、私にとって苦手な分野の事だったので答えなかったんですよね。その時点でその人の中では「仲良くできない」となっていたのかもしれません。
仲良くなるのではなく、信頼し合える関係づくりに何が必要なのか、今なら考えていただろうなあ。とも思います。

面談の相談が多い今の時期、少し失敗の体験からお話してみました。

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