女性リーダーの資質 その3

女性リーダーが同性に認めてもらえるための資質について、今週は話しています。
その第3弾です。

ちゃんと相手に伝えられるようになると起こってくるのは、「あの人は特別だからね」「あの人だからできているんだよ」という言葉たちです。
けれども、女性リーダーが孤軍奮闘することはなく、また次のリーダーを作ろうと、仲間を増やそうとしたら良いのではないかと思うのです。
そのためには、どうしてもこんな事も必要なんだなと考えるようになりました。

それは、「女性であることを忘れないこと」です。
同性の事を解ってあげるという視点だけでなく、世の中が変わってきたと言っても、正直変わっている部分はまだまだ少なくて、子供が熱を出せば、まずは女性に連絡があることがほとんどです。子供の素行に関しても何かあれば「あそこはお母さんが・・」となることも多いのも事実です。家事もまだまだ「女性がメイン。男性が手伝い」という発想を持っていらっしゃる方々も多いのではないでしょうか。変わってきているとは言え、慣習はそんな急には変わらないなと感じています。

そうなると、反対に職場での男女平等と言うと、そのプライベート部分を差し置いて、「男女同じように」となると、正直無理があるように思うのです。
今の女性リーダー達はその部分を上手く手伝ってもらっている方々多いなあと思うのです。

周りの考えを変えるのには、時間も労力もかかりますが、自分自身が「同じようには無理だ」と認めて、女性リーダーの新しいあり方を見つけているように思うのです。
私自身も、本当に周りに助けてもらいました。多くは家族に手伝ってもらえるように話をしましたし、上司にも相談しながら、どうしたらリーダーとして両立できるのかを模索してきました。

女性であることを捨てましょう。男女等しく働きましょう。と言うのではなく、どちらもやっていくためには、どうしたら良いかを一緒に考えてくださる方々はたくさんいらっしゃいます。その方々に相談しながら、考え方自体を変えなくても、できることはひとつずつ増やしていけるように思うのです。

同じように頑張ろうとするのは素晴らしいけれど、やはり社会を作ってきた男性たちは凄いんです。たくさんの知恵を持っていらっしゃいます。だから、その方々に相談しながら、こうしていきたいんです、と言う事について話し合えば、きっと助けてくださるように思います。

周りに助けていただいたら、ちゃんと感謝も伝えながら、環境に合わせて相談し、周りにもみていただくことで、他の女性達も、身近な存在のまま、お互いに助け合える存在であることを認識し、私にもリーダーできるのかも、と思っていただけるようになっていくのではないでしょうか。

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