チームロールモデルの3つの能力(3)

一昨日からのベルビンのチームロールモデルの3つの能力についての最後「影響力」の3つの役割についてです。

いざ、人が増えたり、その中で知恵が足りないという時に、この影響力を持っている人と言うのは大きいなと感じています。
「調整者」である人が、チーム内のバランスをみたり、目標や目的に向けて、羊飼いのように「こっちを手伝ってよ~」「あっちのことやった方が上手くいくんじゃない?」などと、発しながら、その人が言ってくれるからこそバランスを保ちながら、チーム全体が動いていくように感じる事があります。
この人とは違い、自ら「手伝おうか」「手伝うよ」と支援してくれる「協同作業者」もいらっしゃいます。
それでもいっぱいになってしまうと、「他のチームにも声をかけてみるよ」「外部で頼んでみようか」など、外にも働きかけてくれる人が居ます。(資源探索者)
そして、そこで「なら手伝おうか」と外部から「協同作業者」になってくださる方もいらっしゃるわけです。

こうしてチーム全体を俯瞰しながら動ける人、声をかけられる人が、影響力を発揮してくれることで、チームとして思考を形にしていくことができるのではないでしょうか。

3つの能力の一つでも欠けたら、良いものは生まれないでしょうし、続いていく事、成長していくことができないように思います。それぞれが、役職ではなく、役割として自然にできていること、そのチームの中だからこそ、自分が担っていこうと決めてやっていること、などあるでしょうが、良いチームにはこの役割を一人が何役も担っているとしても全部の役割をそれぞれどなたかが担っているように感じました。

あなた達のチームはいかがでしょうか。

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