不完全に気づくかあ

コーチングをする上で、コアコンピテンシーの一つに「信頼と安全」が大切であるということなのですが、今朝はその勉強会が早朝からありました。
さすが、経験を積まれたコーチ達の勉強会と合って、内容が濃かったです。

その中で、コーチとして完璧なわけではないので、人である以上不完全です。
学ぶこともたくさんあります。
が、「コーチとして関わろう」「コーチとしてちゃんとしよう」と思えば思うほど、コーチとして完璧であろうとしてしまうよね、という話が出てきました。

これは、親としても、上司としても、講師としても同じことが言えるなと思いながら聞いていました。

じゃあ、どうしたらよいのか。
「不完全だよ」ということに気づくこと、そして、相手にも不完全だよとさらけ出せること。
これによって、お互いに「うまくいかない事があっても大丈夫」という安心や、お互いに信頼しあえる場が作られるのかなとも感じました。

きっと最初の頃からそうできるかというとそうではないとは思いますが、最近は、不完全である自分を見せすぎているのではないかと思うほどです。
ただ、不完全を見せられるようになればなるほど、対等に学びあえているように思います。

自慢でもなんでもなく、私はご縁を繋いでくださったクライアントさんや企業様の皆さんが素敵な方々ばかりで、私が学ばせていただくことの方が多いのではないかと思うほど、尊敬できる方ばかりです。
本来なら、私がその方々にフィードバックなんてできる立場でもないでしょうが、しっかり受け止めて下さる方々ばかりで、私も自分の事をわきに置いて、感じたままをお伝えできる空間をお互いに作れています。だからこそ、お互いの関係が続いているし、成長しあえているのだと思います。

不完全に気づいても、それを認める事は、私にもコーチがついていて、その方との話の中でも徐々にできるようになっていったように思います。
とは言え、不完全なので、今でも心がザワザワすることは多いです。
不完全に気づき、認める事。
この不完全に気づかせてくれるのは、相手であり、コーチなんだろうなと思います。

これからも、ご縁のある方々とともに成長を続けていきたいと思います。

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