昨日、私より年上の方々ばかりに研修をしました。その時に、学ばされる事も沢山ありましたし、感想から感じた事もありました。
それは、解っている時ほどできないって事があるんだなあと言うことでした。
つまり、「解っている」からこそ、「そんな事解っているよ」と思ってしまい、聴くことを拒絶してしまうことがあるようです。
そうしますと、実際にワークをする時には、何があればいいのか解らない。つまり分かった振りをしてしまうことで、その後の言葉が聴こえなくなり、違う部分まで聞き落としてしまうという現象が起こっていました。
その様子をみていて、私自信もこうした事があることに気付かされました。
そんな言われなくてもできるよと思っていたら、すごく重要なポイントを聞き忘れ、結局間違った事をしてしまったという事もありました。
昨日お会いした皆様は、大半の方々が、知っているであろうことであっても「ああ、そうだよね」と熱心に耳を傾け、聴いてくれていました。
正直、その熱心さに思わず、私もプラスアルファのぶぶんも話してみるのですが、それもまた吸収して、すぐに実行されていました。
拝見していて、いかに「いつも学ぶ姿勢でいられるか」をたまに問いかけていきたいと思いました。
伝える側も知った気にならず、常に学ぶ姿勢を持って接し、自らがその場その場で変化していけるようなきっかけを、「好奇心」で得ていきたいと思います。
あなたはついつい解った振りしちゃうことってありませんか。
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