「強み」という言葉、最近は良く耳にしますが、私の認識では「その人らしさ」です。もしかしたら、思い込みなのかもしれないけれど、それでもその人が自然に大切にしていたり、簡単にできてしまう能力ってあると思います。それを知って活かすのか、知らずに使っているのか、知らずに使いすぎて影響与え過ぎちゃうのかって、選べる気がします。
私も以前から大切にしていた事があったのですが、ちょっと他の部分(弱い部分)も気にしてみようと思って、弱い部分を強化することに頑張ってみました。
が、正直、自分がイメージしたようには上手く行かないだけでなく、かなり疲れるんですよね。エネルギーだけが消耗される感覚が非常にありました。そのため、改めて「強み」を大切にしよう!と思い直しました。
そんな折でした。
尊敬する方から、フィードバックを頂きました。
参加者と人間らしい会話をする人柄。声のトーンや声の暖かさから、”かかわり”を感じさせることができる。無理にそうしようとしているのではなく、小林さんのままでいることが、相手にそう感じさせる点は小林さんにしかできない。
1人の発言に対する他の方の意見を促すことで、(グループ)コーチリーダーと参加者とのやりとりだけでなく、参加者全員を巻き込んでいく場づくりは自然で快適でした。ここ1週間集中していろいろなリーダーを見て来ましたが、この心地よい巻き込みは、小林さんに固有の強みだと思いました。
快適なスピード感、遅すぎず早すぎない、ビジネスマンにとってとても快適なスピードも、ダントツだと思いました。
なかなか手強い内容なのに、実体験をステップに照らし合わせていく進め方ができる=マニュアルの内容がリーダーの体に入ってることが伝わってきました。参加者の体験談とクラスの目的を結びつけることで、「何のためにここにいるのか、どこにむかって何をしているのか」を考えさせる刺激を与えていた。考えあぐねている参加者にも、1歩踏み込んで後々まで残る質問ができるのは、まさしくクラスの中で自然にコーチング会話になっていました。この点も、ダントツだと思いました。「他の方がどう思っているか聞いてみたい」という言葉が何度も出てきて、それが参加者に、「そうだ、他の人の話を聞いていないと」「他の人はどう思っているんだろう」という感覚をインストールしていると思いました。この点も小林さん固有ですね。毎回、最後に本の紹介をしますよね。学習欲が強い参加者にはたまらない刺激だと思いました。
と、過分なるお言葉ではありましたが、私にとっては、それが自分の見えていない自分を見てもらっているようで、非常に嬉しいだけではなく、更にその部分が私固有のものであれば、活かしていくしかない!と思えました。
その場面では見えてない部分での私って?と更に客観的に見たり、良く言われる言葉を考えてみると、自分らしい自分。周りが見てくれている自分。を見ることができました。
でも、自分が思っている自分とは違う部分もあって、周りが見ててくれるから気づける私という部分も沢山ありました。
頂いた大切なフィードバックを大切に活かしていきたいし、かと言って縛られ過ぎず、これからも変化したければ変化したい方向にしていこうと思います。
そこには、大切にしたい事が大切にされているかが、大きく絡んでいると、今は体感しています。
弱みを克服しようとすると、何だかそのことが目的になってしまって、本当に大切にしたい事が大切にできなくなってしまったように思います。けれども、強みにフォーカスして、大切にしたい事を大切にできるようなゆとりができてくると、自然に仕事も良い方向に回り始めたように感じます。
目的を見間違えてしまうような事のないようにしたいものですね。
そのためにも、大切にしたいことって何かなって何度でも、振り返りながら、強みにフォーカスしてゆとりを持って、自分を活かしていきます。
あなたの目的、それは本当にあなたが大切にしたいものですか。
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