人と同じが好きですか

一昨日から昨日にかけて、3名の方に言われた事があります。言葉が違えど同じだったので、同じような考え方を持つ人達が集まったと思うのか、それとも同じ事を感じてもらっていると思うのか、受け取り方は私次第なのでしょうが、なるほどと思ったので、書かせて頂きます。

それは、仕事の仕方についてです。
私は小さい頃の経験から、何か人に恩返しがしたいと思っていて、それがいつの間にか当たり前で心地良い事になっているので、仕事の金銭感覚がほぼなく、ただ最終的に赤字にならなければ、ソレで良いという価値観があることを認識しています。

それだけに、周りの人達が心配して、「ああしたら?」「こうしたら?」と仰って下さる事が嬉しくて、一度はその方向に進んでみます。
そして、それが自分にストレスフルではなければ、定着するまでやってみようと思うのですが、違うと思うと元に戻すか、別のことを考えてみるようにしています。

が、年始から、有難い事にいろんなご教示を頂き、それを試すには要領がいっぱいになりそうになってしまいました。
そこで、そのことも含め、数人を話しをしてみた所、「smilecoachさんは、人と同じであることが好きなの?」「誰かのそのままを真似したいと思っているの?」と聞かれました。答えはNOでした。

人で同じであることが大切ではなく、自分の本当にしたいと思う事ができているか。周りの人たちのために自分ができることを本気でできているのか。
これだけです。誰かと同じであることはそれほど重要ではないのです。

それが明確に言えた時に、「smilecoachさんは、smilecoachさんのままで充分だよ。実際に、smilecoachさんだから、人は絶えず周りに居てくれるんじゃないのかな」と思いを伝えてくれました。
凄く嬉しかったです。私の存在そのものを認めてもらえたようで。

考えてみると、真似から始まり、次のステップで個性が+され、自分らしさに変わっていくと考えると、真似や同じ事をすることは貴重なのだろうけれど、考え方によっては、誰かと同じになりたいとかって、もしかしたら自分らしさを押さえつける場面もあるのかもしれません。

何が良い悪いではないんだなと改めて感じますが、周囲の人達は「守破離の、守はもう手に入っているでしょ」という事を教えてくれているのかもしれないと思いました。

真似する人が居る事は非常に楽でもあります。けれども、そろそろ「私らしい何か」を提供していく段階に来ているのかもしれません。
安心領域から飛び出してみるのは、初心者マークを剥がす時のような不安もあります。けれども、ちょっとそこから、飛び出してみようかなとここ数日で思わせていただきました。

そして、こうした領域に飛び出す事を、私自身も周囲の人達に伝えていく場面がくるとしたら、「あなたなら大丈夫」と背中をそっと押したいなと思いました。
きっと、いろいろチャレンジはしてきていると思うのだけれど、「この事だけは慎重になってしまう」という事が、誰しもあるのではないかと思います。
きっと、私にとっての仕事がそうなのかもしれません。けれども、ちょっと背中を押してもらったから、ちょっと前に進んでみます。

あなたも、ちょっと自分の意思も大切にしてみませんか。

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