表裏一体だからこそ、くらい部分を見ないふりをしない

「自分の最も明るい光と最高の可能性に到達するためには、自分の暗闇を受け入れなければならない。」と言われます。
良い部分も、こだわりとなってしまうと、もしかしたら「光」だったものが、強く出すぎて、濃い「影」も作ってしまい、その影を見ないふりをすることで、光がそれ以上強く輝きづらい事も、濃くなる影が本当は気になっている事もでてくるのかもしれません。

ウィリアム・L・スパークス博士は、リーダーには3つの影があると話されていました。
国際コーチング連盟日本支部の提供したもの

達成者型(Achievers)
  達成者型は、主に達成と承認への強い欲求から行動する人たちで、目標に向かって突き進む事ができる。けれども、「失敗を恐れるリーダーシップの影」が出てしまうことがある。
賛同者型(Affirmers)
  賛同者型は、人間関係を重視する人たちで、所属とつながりを強く求める。温厚で親しみやすく、忠実で、他人を深く思いやることができる人達だが、「拒絶を恐れるリーダーシップの影」が現れる事がある。
断言者型(Asserters)
  断言者型は、主に支配欲と権力欲から行動する、自信に満ちた率直な人たちで、戦略的思考を持ち、断固とした意思決定を行うことができる。が、「裏切りへの恐怖のリーダーシップの影」に結びついてしまう事がある。

いずれも、「闇を意識化する」勇気を持ったとき、私たちは最高の可能性を実現することができるという言葉が勇気づけられるものがありました。
だからこそ、関わるコーチは相手との関係の中で、時に「こう見えていますよ」と言う良くもあれば、痛いかもしれないフィードバックをすることがあるのだと改めて感じました。
講師をしていても、短時間しか関わらないこそできる事があるとしたら、その瞬間に見えた事を伝えるということなのかなと感じます。
今日から、本格的に研修シーズンです。私のできる精一杯で関わり続けたいと思います。

そして、自分自身のできていない事にもしっかり目を向けて、その後に繋げていく期間にしたい。

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