部下として求められるのは・・・

上司の口癖シリーズ全三段を終了しました。口癖は他にもあったと思いますが、私に大きな影響を与えてくれたものを選んだのです。
けれども、書いていて気づいたことがあります。それは、部下として求められる能力についての一つです。

私は自慢ではないけれど、なぜか組織の長、しかも大中小関わらず、私を必要だとスカウトしてくださる方が多くて有難いことでした。けれども、私にいったい何があるのか、特別優秀であるわけでもないのに何故なのか分からないで居ました。
けれども、その中の数人にうかがえたことと、全三段を書き終えて考え付いたことが一致していたので、僭越ながら、部下として求められる一つの能力なんだろうと思い、紹介させていただきます。

何度も言うようですが、私が優秀なわけではありません。でも、明らかに「能力として持っているもの」があるそうです。

それは「あきらめない」ということです。言い方を変えれば「しつこい」んですけれどね。苦笑・・・。
言葉を選ばずに言えば、「このやろ~」と思える人を求めているんだなと思いました。

ある大手飲食店の現会長には「何年もかけて思いを形にしようとする力が人を動かす。何年かかってもやり遂げる力がある。思いを伝える力もある」とお褒めの言葉もいただきました。
とある人材教育会社の社長と専務にも「このやろうと思える反発心がある。つまり、そうそう言われても耐えられる力がある。ということは、それだけの伸び代と可能性を持っているということ」と言っていただけました。

つまり、「言われたから・・・」で終わりにしてないんだなと改めて振り返ることができました。
第一弾で、他の方法を考える。第三弾で「応えてみせる」という強い意志があったことも間違いないです。
当時読んでいた本に「あきらめた時に可能性は途絶える」と書いてありました。可能性は無限ではないのかもしれません。けれども、ほんの少しでも、違う方向でも、一歩でも半歩でも進むことができたら、今この瞬間よりは成長しているものね。

5年ほど前の新聞のコラムでのおばあちゃんの記事
「私は今日までの人生の中で一番年上だから、今日の判断が今までの中では一番正しい。
 でも、今日からの人生の中では、一番年下だから、間違うこともある。しかも、一番若い。
 だから、これからの人生はまだまださ。」
そのままの言葉じゃないけれど、私の中の解釈はこうして言葉に残っています。

部下として求められるのは、あきらめない心でもあるだろうと感じましたが、何よりもいつでも変えられるという事を知っていることなんじゃないかと今は思います。
逃げることと変えることは違います。
自分の中でやるだけやったのか、そのトライがなかったら逃げるっていうんだろうな。
私は、逃げたくないんだろうな。とにかくそこから何かを得ようと思っています。「このやろう」なんて思えないけれど、「ここから何かを変えていこう」とはいつも思っているのかもしれません。

少しでもそんな考え方が役に立つのであれば・・・。

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