傾聴が大切と言われますが、聞くこともできない場合もあります。だとすると、「聞く」だけでも充分なことってあるんじゃないでしょうか。ふと最近思う事でした。
確かに深く聴くことが私達コーチには大切なのですが、聴くって本当に奥が深いなあと思う事が沢山あります。最近のコーチングセミナーでも聴くことについて、3時間も練習しましたが、それでもきっかけに過ぎないでしょうし、日々鍛えていく筋肉と同じだなといつも思い知らされています。
しかし、昨日もセミナーをしていて、参加者が仰っていましたが、「聞く」だけでも「日頃聞いてもらってないんだなと思ったし、自分も聞いているつもりで居ても聞けてないなと解りました。」と。
本当にそうだよなと思います。
私の中ではあきらかに、「言葉を聞く」のか「言葉になってない部分まで聴く」のかの違いがあります。もっと言えば「五感を使って聴く」「積極的に聴く」「人に興味をもって聴く」という解釈です。
でも「聞く」形ができているだけでも、充分に話している人は心地良いと感じるわけですからね。難しいことをいきなりしようとしなくても、まずは形からでも充分、相手には聞こうという姿勢は伝わるんでしょうね。
あなたは「聞く」ことはできていますか。
コメント
小林さん
先日のセミナー楽しく参加させていただきました。
傾聴についてのセミナーを受けて、私はフィードバックについて考えていました。
(勝手に好きなもの受け止めちゃってます (^^ゞ )
相手の話を聴いてどう感じたかを返す、正しく受け止めていることを伝えるのではなく、間違っていたとしても返すことに意味がある、そう思いました。
話を聴いて、参考になることを言わなくては、自分がどう考えているかを伝えなくてはの会話ではなくでなく、話している人から何を感じ取ったかを伝えるフィードバックがその人自身の気付きには役立ちます。
最近考えを明確にすることのリスクについて考えていたので、自分をお受け止めてもらい自分のの中に答えを見つけるためのフィードバックを求めたようです。
セミナーの中での気付き、実生活に置き換えるのがなかなか曲者です
(~_~;)。
わかさん
セミナーの中でも話した「合っていること」が大切なわけではないという事を体感していただけたようでよかったです。
フィードバックを受けていらっしゃいましたものね。
その中からまた体験につなげていただけたら嬉しいです。